深紅の断片 警防課救命チーム (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 53
レビュー : 5
  • Amazon.co.jp ・本 (421ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065118344

作品紹介・あらすじ

「少女が閉じ込められている。早く助けないと死ぬ」。不信人物から、謎の119番通報を受けた若き救命救急隊チーム。駆け付けた彼らが目にしたのは、衰弱した少女……その背中には不可思議なシールが貼られていた。傷ついた少女は事件の被害者なのか。そして電話をしてきた人物は。トリアージタッグと言われるその色鮮やかなシールは何を意味するのか。次の命は渡さない――救命隊が凶悪犯に挑む、緊迫のサスペンス。

感想・レビュー・書評

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  • 麻見和史『深紅の断片 警防課救命チーム』講談社文庫。

    なかなか見事なミステリーだった。しかも、救命救急隊の隊長・真田が探偵役を務めるという麻見和史の作品としては異色の設定で、予想だもしない驚愕の結末まで一気読みだった。

    不審人物からの匿名通報により救命救急隊の真田らが現場に急行すると、業務用冷蔵庫の中に少女が監禁されていた。床には大量の血液がまかれ、少女の背中にはトリアージタッグが……そして、同一犯による第二、第三の犯行が……




    タイトルの『深紅の断片』は物語の重要な鍵となるトリアージタッグの色を意味する。

  • 救急隊が主人公のミステリ。
    初めは面白かったのだけど、救命に必要な緊迫感とか臨場感とかスピード感とか、今一つ足りない気がした。

  • すごく良くできた小説。かっちり組まれていて、それでテンポ良く気持ちよく読める。テーマに興味を持てるかっていうのはあるけど、読んで損はしない小説。

  • 消防署の救急隊が活躍するミステリー作品です。
    麻見氏の著作はドラマ化されたものが多い様ですね。本作も火サス的な雰囲気があります。
    119番への通報、指令を受け救急車が現場へ向かう。死なせてなるものかという意気が感じられ
    緊迫した展開に、思わず身体が硬くなる。救急車に乗った経験を思い出すんだよなぁ〜

  • その事件は119番通報から始まった

    中央消防署・救急隊長の真田が現場へ急行すると、そこには業務用冷蔵庫に監禁された少女の姿があった。その背中には奇妙なシールが。二転三転する事件の果てに、救急隊に突き付けられた?慟哭の真相?とは?

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プロフィール

1965年、千葉県生まれ。『ヴェサリウスの柩』で第16回鮎川哲也を受賞しデビュー。新人女性刑事・如月塔子が警視庁捜査一課のチーム「殺人分析班」の面々と猟奇的な怪事件に挑む、警察ミステリー『石の繭』(講談社文庫)が人気を集め、シリーズ化される。他のシリーズ作に『蟻の階段』『水晶の鼓動』『虚空の糸』『聖者の凶数』などがあり、連続ドラマ化されブレイクした。他の著作に『警視庁文書捜査官』『特捜7―銃弾―』などがある。

「2018年 『深紅の断片 警防課救命チーム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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