化け猫 落語 3 恋と狐と『厩火事』 (講談社青い鳥文庫)

著者 : みうらかれん 中村ひなた

• 講談社 (2018年6月7日発売)

作品紹介・あらすじ

おさななじみの三森の誕生日会で、びっくり箱をプレゼントした幸歩は、それ以来、なんだか三森とギクシャクな関係がつづいている。
ある日、幸歩が学校から帰ってくると、ベッドの上にもふもふした生き物が。美しい毛並みと９本のしっぽをもったその狐は、関西の妖界落語界の“神様”、妖狐亭九尾師匠！　三森との一件を聞いた九尾師匠は、幸歩に呪いをかけて猫語しか話せなくしてしまう。
言葉を失った幸歩が、悩みながらも成長していく姿を描く、感動の第３巻！

＜小学中級から　すべての漢字にふりがなつき＞

感想・レビュー・書評

[imokarageさんの感想 · 2019年9月17日]

１巻から読んできて
会話が多いからすらすら読めます。
今回はなかなかに深い…

作者さん、落語と物語の内容と心理描写との絡めかたがほんとお上手です。
落語、深いですね。

著者プロフィール

1993年1月11日生まれ。兵庫県芦屋市出身。大阪芸術大学文芸学科卒業。大学在学中、『夜明けの落語』（講談社刊）で第52回講談社児童文学新人賞佳作を受賞。

「2018年 『チア☆ダン ROCKETS (3)きみはひとりじゃない』 で使われていた紹介文から引用しています。」