- Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065118771
作品紹介・あらすじ
ベスト4最後の1人を決めるなぎさ対コニーの戦いは、第1ゲームをコニーが奪取。第2ゲーム、なぎさは膝の怪我を感じさせないプレイで、格上のはずのコニーに反撃を開始。接戦の末にゲームをものにする。どちらが勝ってもおかしくない1対1で迎えた最終ゲーム、力を温存していたコニーは本気を出し始め、なぎさを圧倒。その絶望的な力の差に、対抗するすべはあるのか?
感想・レビュー・書評
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羽咲きのライバルとしてあった新垣がコニーに対してもちゃんとライバルしてて、気づきを与えている部分をみるとやはりヒロインは新垣なんだなと思う。いいゆりの概念だ。
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急にすごい面白くなってきた気がする。
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前巻の時点でなぎさは劣勢になり、コニーの溢れ出るセンスが全開になっていたから二人の戦いは13巻ではそれ程描かれることなく終わるだろうと思っていたら……。まさか、ここまで熱戦に次ぐ熱戦が13巻の半分近くを使って描かれるとは思わなかったよ!
第一話以前に綾乃に完敗し捻くれてしまったなぎさ。立花によって復活してからは捻くれていたのが嘘のように石澤に勝ち綾乃に勝ちベスト8まで来た。なぎさは本作に登場する他の選手と比べて特別センスが良いというわけではないし、なにか特筆する能力を持っているわけではない、高身長からのスマッシュが強烈といういわゆるパワータイプ。多分、他のスポーツ漫画においてはパワータイプなんて中盤くらいまでは強者として扱われても最終盤まで活躍するなんて殆ど無いタイプかもしれない。
けれど、なぎさは持ち前の諦めの悪さとジャンピングスマッシュを武器に膝の怪我をおした状態でベスト4をコニーと競うレベルまで這い上がって来た。なぎさとコニーの試合は、怪物が何人も登場する本作でなぎさの成長がどれ程凄いことか改めて理解させてくるような試合展開だった
試合途中で地獄を見せろとある意味なぎさを舐めるような言動をしたコニー。あそこまで彼女が追いつめられた理由にはなぎさの成長だけでなく、コニーの対戦相手を下に見るような態度にも原因が有ったのだろうね
その認識がなぎさとの戦いの中で改め、有千夏に認められるために最強になる意志を堅くしたなら更にコニーは強くなったということだろうか?
あまりにハイレベルで読んでいるこちらまで熱くなるような凄まじい戦いだっただけにあのような終わり方を迎えてしまうとは……
終盤の試合展開は本当になぎさが勝ってもおかしくないようなものだったからなぁ……
二人の戦いをもう一度何らかの形で見たいという気持ちが抑えられない
何はともあれベスト4のメンツが決定。三年生と一年生が二人ずつってかなり珍しい組み合わせなような
けれど、そんな段階で衝撃な事実を知ってしまった綾乃。優しくなりたいと言っていた綾乃が再び闇落ちしてしまいそうな気が……