- Amazon.co.jp ・本 (226ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065119259
作品紹介・あらすじ
「なにかを運ぶことは、そこにこめられた思いをいっしょに運ぶこと。プロたちの、みがきあげた技と、チームワークに感動しました!」(著者)
いろいろなモノが簡単に手に入るようになった現代。
けれど、モノを届けるときには、必ず誰かがそれを運んでいるのです。
ふだん目にすることのない「運ぶ」プロたちの舞台裏を、ノンフィクション作家の岩貞るみこ氏が描きます!
【キリンを運ぶ】
岩手から、東京へお嫁に行くことになったキリンのリンゴ。
キリンをのせたトラックが、深夜の高速道路を走る!
【電車を運ぶ】
日本でつくられた866両の鉄道車両を、イギリスまで運べ!
いくつもの作業チームが困難に立ち向かう巨大プロジェクト。
【病院を運ぶ】
治療を続けながら、新しい病院へ移転する。
ひとつのミスも許されない、命によりそう病院の引越し。
<小学上級から>
感想・レビュー・書評
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大人向けではあり得ない
感動する話だった
働く人たち皆一生懸命なのだ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
キリン、電車車両、病院の運送を追った児童向けノンフィクション。
読みやすく、運送を依頼する側と請け負う側それぞれの仕事への熱意が伝わってくる。
ただ、文章だけでは特殊な運搬は想像し切れないところもあり、図解などがあると更にわかりやすかったのではないかと思う。 -
運ぶって、ドラマチック!
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キリン、電車に病院の引っ越しの話。どれもそれぞれなりの大変さがよくわかりとても面白かったです。
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図書館本。読売こども新聞イチオシ100冊から。ガッツリ児童書。もう、ここまでくると、読み聞かせもキツイ、でも、それを補えるくらいにこの本は興味深く読めました。長女は第一章と第三章は自力読み。小児病院の引っ越しは移転先が身近なさいたま新都心駅前の病院だったため、親子でドキドキハラハラして読めた。
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●表題のキリンだけでなく、電車や病院の引っ越しも取り上げている。どうやって運ぶか想像がつかなくて、興味がわいて手にとった。
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子ども向きノンフィクション。
盛岡から上野動物園へのキリンのお嫁入り作戦。日本から英国への鉄道車両866両の大移動、県立小児病院の建て替えお引っ越し。それぞれのプロが担うも、いずれも問題やまずみ。TV のドキュメンタリー番組のようでした。
もう少し写真があると良かったのに。 -
きりん女の子、リンゴが上野動物園にお嫁にいくことになりました。背の高いきりんをどうやって運ぶのかな?運転手さんも動物園の人も、リンゴがけがをしないように、一生懸命です。他にも、新幹線をイギリスに運んだり、病院をまるごと引っ越したり。プロの仕事のすごさがわかる本です。
著者プロフィール
岩貞るみこの作品






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