聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065119433

感想・レビュー・書評

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  • 同じ杯を回し飲みしたのに飛び石で人が死んだ謎、魅力的な主人公の女性、の突如の犯人宣言。ここまではすごく面白かった!全然トリックがわからなかったし、展開も読めなくてワクワクして読み進めた。で、次の章から見事に失速。仮説だらけなのはまあいいんだが、そもそもその仮説が推測を前提に進めるから肯定されても否定されてもイマイチ説得力がない。結局結末もうーんな感じだった。
    第二作目とは知らずに読んだんだが、一作目はまあ読まなくてもいいかなと思う。

  • 奇蹟ではなく父親が犯人だった訳だが、「Y」って誰?最後に読者側に疑問が残るようではミステリーとしては微妙だと感じた。
    Yが誰なのか、どのような関係性だったのかに全く言及されていない。
    青髪の探偵も後半にならないと登場しないし。
    物語の設定、登場人物のキャラクターは好きで一作目に続き二作目の本作も読んだが、正直期待外れだった。

  • 中国系の内容が入ると理解しにくくなる

  • フォーマット同じなのが少し残念だった
    前回から順当にパワーアップした感じ

  • 登場人物に実在感がないように感じました。(もちろん、実在しないんだけど笑)

著者プロフィール

神奈川県出身。東京大学卒業。『恋と禁忌の述語論理』で第51回メフィスト賞を受賞。
第2作『その可能性はすでに考えた』は、恩田陸氏、麻耶雄嵩氏、辻真先氏、評論家諸氏などから大絶賛を受ける。同作は、2016年度第16回本格ミステリ大賞候補に選ばれた他、各ミステリ・ランキングを席捲。
続編『聖女の毒杯 その可能性はすでに考えた』でも「2017本格ミステリ・ベスト10」第1位を獲得した他、「ミステリが読みたい!2017年版」『このミステリーがすごい!  2017年版』「週刊文春ミステリーベスト10 2016年」にランクイン。さらに2017年度第17回本格ミステリ大賞候補と「読者に勧める黄金の本格ミステリー」に選ばれる。
また同年「言の葉の子ら」が第70回日本推理作家協会賞短編部門の候補作に。
他の著書に『探偵が早すぎる』(講談社タイガ)がある。

「2018年 『恋と禁忌の述語論理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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