この時代に投資家になるということ (星海社新書)

著者 :
  • 星海社
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本棚登録 : 83
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065119983

作品紹介・あらすじ

投資とは一言でいえばコミュニティに参加することである。15歳で起業し、M&Aサービスを展開する著者が提示する新しい投資家像。

感想・レビュー・書評

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  • 自分のやっていることが投資と考えれば楽しくなりそうですね

  • 内容は理解でき、知らない人からすると勉強になることもあると思うが、個人的には読む意味は無かった。

  • 経歴詐称の件はおいておいて、中身が薄っぺらい。全部どこかで聞いたか、誰かが書いている内容ばかり。ただ、こうした話を初めて読む人にはいいかもしれない。
    投資という行為を美化しようとしながら、読んでいて結局、セコイ人間な気がしてしまうんだよなぁ。学食の容器の収集話とか、ただで手に入るヒモでブランド物のストラップを作ってたとか、大きな話よりこうした具体例が印象に残ってしまう。


  • シリアルアントレプレナーである筆者の体験談を基に構成されているため、他の投資系の作品よりは読み応えがある。構成としては、ミレニアル世代とそれ以前の世代の富裕層、投資と労働、投資家と消費者などと、あらゆる対立軸を通じて投資に対する考え方を知ることができる。
    特に、インターネットから始まった新しい投資手法についても、検索エンジン→SNSへの移変わりが印象に残った。SNSは新たな時代の格付け機関というのは同感で、今やベンチャー企業の与信調査は帝国データバンクや東京商工リサーチよりもその企業、代表者のSNSを見た方が確度は高い(事実、創業したてのベンチャーは帝国データ、東商リサーチを登録しているところは少ない)と思われる。
    作品の最後に書いてある筆者の投資手法は自身でも参考にしたいと思うくらいである。

  • 「労働は麻薬」など、刺激的な表現もあるものの、これからの時代をどう生きるか?を考える上でのヒントがたくさん詰まった本だと思った。

    ただ自分の時間を切り売りしてお金に替えているだけでは、人間の労働の価値が下がる一方の現代では先細りするのは目に見えている。だから、自分のお金や時間といったリソースをどう使ってこれからを生きるための資産を作っていくか、それが投資だということ。投資は単に株売り買いするとかそういうことではなくて、他の人はまだ気づいていない、自分なりの「秘密の法則」を見つけること。投資はコミュニティに参加すること、という話と、労働は娯楽のようになっていく、お金を払って労働することも当たり前になる、という話がすごく面白かった。

    何にお金や時間を使って、どんなコミュニティに属しながら生きていくのか、という自分の人生という軸と、これから時代がどんなふうに動いていくのか、という世の中軸の両方から見る視点、それも独自のものを持ち、考え行動できるようになりたいと感じた。

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著者プロフィール

投資家、TIGALA株式会社代表取締役
1986年奈良県生まれ。15歳で起業。インターネット事業を売却後、M&Aサービスを展開。事業再生の計画策定や企業価値評価業務に従事。2011年にTIGALA株式会社を設立し代表取締役に就任。テクノロジーを用いてストラクチャードファイナンスや企業グループ内再編等の投資銀行サービスを提供することを目的とする。2017年12月より、スタートアップメディア「pedia」を運営。著書に『サクッと起業してサクッと売却する』『ファイナンスこそが最強の意思決定術である』『ビジネスの世界で戦うのならファイナンスから始めなさい。』『15歳で起業したぼくが社長になって学んだこと』(いずれもCCCメディアハウス刊)など。

「2018年 『この時代に投資家になるということ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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