新装版 はやぶさ新八御用帳(八) 春怨 根津権現 (講談社文庫)

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  • 講談社 (2018年7月13日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (336ページ) / ISBN・EAN: 9784065121689

作品紹介・あらすじ

三河以来の直参旗本、森川家は金に困って遠縁に当たる山崎家から養子を迎えた。道楽者と評判の山崎直三郎は三十半ば、妻となる久代は急逝した先代・兵太郎の娘で、まだ十四歳だった。祝言を間近に控え、直三郎が一服盛られた!? ご存じ南町奉行の懐刀・隼新八郎が解きあかす江戸の怪事件。表題作をはじめ七編を収録した傑作短編集。

みんなの感想まとめ

家族の絆や裏切りをテーマにした短編集は、江戸時代の緊迫した人間ドラマを描いています。特に、道楽者の養子が直面する不貞やその制裁の過程は、登場人物の心理を深く掘り下げており、思い詰めた表情が印象的です。...

感想・レビュー・書評

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  • 不貞を働いた妻に制裁。
    どうにかしたいのに何一つ出来ることがなければ、思い詰めた表情で毎日通うのも仕方のないことだっただろうな。
    どれだけ身体にいいものだといっても、大量に摂取したら逆に毒になるぐらい想像できなかったのだろうか。

  • 「平岩弓枝」の連作時代小説『新装版 はやぶさ新八御用帳 (8) 春怨 根津権現』を読みました。
    「平岩弓枝」の作品が続いています。

    -----story-------------
    三河以来の直参旗本「森川家」は金に困って遠縁に当たる「山崎家」から養子を迎えた。
    道楽者と評判の「山崎直三郎」は三十半ば、妻となる「久代」は急逝した先代「兵太郎」の娘で、まだ十四歳だった。
    祝言を間近に控え、「直三郎」が一服盛られた!? 
    ご存じ南町奉行の懐刀「隼新八郎」が解きあかす江戸の怪事件。
    表題作をはじめ七編を収録した傑作短編集。
    -----------------------

    江戸・南町奉行所の内与力「隼新八郎」が、上司の奉行「根岸肥前守」とともに、武家絡みであるために町方が介入出来ない事件の探索を行なう「はやぶさ新八御用帳」シリーズの第8作… 以下の7篇が収録されています。

     ■聖天宮の殺人
     ■梅屋敷の女
     ■春怨 根津権現
     ■世間の噂
     ■牛天神の女
     ■秋風の門
     ■老武士

    この前に読了した、『新装版 はやぶさ新八御用帳 (1) 大奥の恋人』が長篇で読み応えがあったので、やや物足りない感じがしましたね、、、

    そんな中で印象に残ったのは、『梅屋敷の女』と『世間の噂』かな。

    「鬼勘」のもとで居候している女敵(めがたき)持ちの侍「岡本金之助」の仇討ち騒動を描いた『梅屋敷の女』は、妻への思いや、兄弟の愛憎等が巧く描かれていた切ない物語でした、、、

    女系家族の米屋に、婿養子の主人「吉之助」の留守中、賊が押し入り、自宅に残っていた女たちが賊を打ち殺すという事件が発生… 主人の留守中を守った女たちは称賛されるが、その数日後、「吉之助」が寺の松の木で首をくくっているのが発見されたことから意外な事実が判明する『世間の噂』は、何となく展開が読めましたが、「吉之助」に同情しながら読んじゃいましたね。

    本シリーズで気になる「新八郎」と「お鯉」の関係ですが… 本作で「お鯉」は「根岸肥前守」のもとで侍女として働いており、「新八郎」との間には一定の距離感がある感じで、大きな変化はなかったですね、、、

    第2作から第7作を飛ばしちゃっているので、その間に何があったのか気になりますね… やはり、シリーズ物は時系列で読むのがベターですね。

  • 結構おっかないというか、何やらかしてくれてんの
    的な作品は多かったですね。
    特に色事な!!もうこういう関係はやばいのしか出てこんの!!

    だけれども一番きつかったのは
    最初の時点では隠されていたけど
    あとから犯行を重ねた「奴ら」が
    とんでもないことをしでかしていた最後の作品ね。

    なぜタイトルがこれかは
    こいつらをとっちめるときに分かります。

    それがいかにつらいことか…
    よくわかることでしょう。

    厳しいとパワハラは違うんですよ。
    本当に。
    紙一重ではあるんだけれどもね。

    腕をあげれば上げるほど、自制が必要なんです。
    だからこそ、厳しくなるのですよ。

  • 家族間でも恐ろしいことが起こりえます。
    現代ではそんなことが起きないようによくよく話し合えれば良いですね。

  • 作品紹介・あらすじ
    三河以来の直参旗本、森川家は金に困って遠縁に当たる山崎家から養子を迎えた。道楽者と評判の山崎直三郎は三十半ば、妻となる久代は急逝した先代・兵太郎の娘で、まだ十四歳だった。祝言を間近に控え、直三郎が一服盛られた!? ご存じ南町奉行の懐刀・隼新八郎が解きあかす江戸の怪事件。表題作をはじめ七編を収録した傑作短編集。

    平成30年10月1日~4日

  • この世は金か、それとも―!? 人気シリーズ第8弾

    直参旗本の森川家だが、昨今の窮状から養子を迎えた。持参金は五千両! 妻となる森川久代はまだ十四歳。祝言を間近にした頃、養子直三郎が毒を盛られたという―。人の世の裏を暴く、痛快時代ミステリ。

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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