転倒予防のすべてがわかる本 (介護ライブラリー)

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065121917

作品紹介・あらすじ

【寝たきりや認知症につながる高齢者の転倒をどう防ぐか】

高齢者の転倒事故が急増しています。加齢や持病により体が弱くなった高齢者は、転倒して骨折すると、そのまま寝たきりになり、さらには認知症を発症してしまうことさえあります。たった一回の転倒から生活が一変し、元気を失う、そんな悲しい事例が実際に起きているのです。
本書は、介護職場に詳しい理学療法士が、高齢者を転倒事故から守るために、知っておきたいこと、身につけたい介助法、転倒予防体操などを、わかりやすく、イラストをたくさん使って解説しています。介護職の方はもちろん、身近に高齢者がいるご家族の方にも役立つ情報が満載です。「転倒さえしなければ……」そんな後悔をする前に、ぜひ読んでおきたい1冊です。

【本書の構成】
第1章 高齢者はなぜ転ぶのか?
 1.一回の転倒から悲劇が……
 2.増え続ける高齢者の転倒
 3.高齢者の転倒は大ケガにつながりやすい
 4.転ぶ原因はどこにあるのか
第2章 転びそうな高齢者の見分け方
 1.加齢による変化
 2.病気・障害によるリスク
 3.薬・食事の影響
 4.脳と体の衰えを確認
第3章 転ばない環境をつくろう
 1.環境づくりのポイント
 2.歩行補助具・装具の活用
 3.設備の改善
 4.突発的要因への対処
第4章 転倒させない介助術
 1.高齢者の力を生かす介助の心得
 2.ダメな介助と良い介助術の違い
 3.身につけたい基本の介助
第5章 転倒しない体づくりをしよう
 1.生活の基本を整える
 2.実践――転倒予防体操と脳トレ

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著者プロフィール

1972年大阪府生まれ。合同会社松本リハビリ研究所所長。理学療法士。佛教大学大学院社会福祉学修士課程修了。専門は生活期リハビリテーション。1997年関西大学法学部政治学科卒業。2000年九州リハビリテーション大学校卒業後、熊本機能病院勤務。2004年NPO法人丹後福祉応援団勤務。2014年合同会社松本リハビリ研究所設立。全国の老人ホーム、デイサービス、介護施設でリハビリ介護のアドバイザー、生活リハビリセミナー講師、雑誌・書籍の執筆など、介護福祉に関わる多方面で活躍中。研修を受けると高齢者が元気になる!介護職が生活リハビリの達人になれる!と話題。「介護は工夫の宝箱!」が持論。主な著書に『生活リハビリ術』(ブリコラージュ)、『認知症介護「その関わり方、間違いです!」』(関西看護出版)、『認知症利用者・中重度利用者生活機能訓練』(日総研)などがある。



「2018年 『転倒予防のすべてがわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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