- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065122242
作品紹介・あらすじ
やりたくて入ったはずの部活なのに、楽しめない。
なんの気なしに入った部活なのに、やめられない。
後輩のほうが上手。
まわりがやる気がない。
仲間とうまくいかない。
先輩が怖い。
時間をとられすぎて、勉強ができない。
やめたら、学校生活が終わりになってしまう気がする。
そんなみんなのさまざまな部活の悩みに、中高生の部活動にくわしい梅津有希子さんがお答えします。
<ノンフィクション 小学上級から中学生 すべての漢字にふりがなつき>
感想・レビュー・書評
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スポーツ校出身の私が読んでもきつい。さながら〈吹奏楽部黙示録〉。
【版元】
〈http://aoitori.kodansha.co.jp/book/2018/9/4.html〉
〈http://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000310636〉
[書誌情報]
製品名 部活やめてもいいですか。
著者名 文:梅津 有希子 イラスト:片塩 広子
発売日 2018年09月13日
価格 定価 : 本体650円(税別)
ISBN 978-4-06-512224-2
判型 新書
ページ数 224ページ
シリーズ 講談社青い鳥文庫詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分の中学生時代、授業、部活、塾で毎日忙しかった。
特にやりたいことでもなく、仮入部のときに仲良かった友達が入ると言ってたので決めた部活。
3年間辞めはしなかったけど、やる気もなかった。
それなのにレギュラーに選ばれてしまい、ヤル気はあったけど選ばれなかった子から嫌がらせを受けた。
辞めたかったけど内申点のために辞めなかった。
3年間部活やったけど、志望校には落ちた。
部活、辞めてもよかったよね。
自分の本当にやりたい事でないと、夢中になれない。
夢中になれないのなら、スッパリ辞めて空いた時間を有意義に使った方がいい。
でも、学校内での人間関係を考えたら、決断するにも勇気がいると思うけど。
少なくともわたしは部活から学んだことは無かったかな。 -
憧れていた部活に入った娘ですが、入部してみると思っていたのと違う現実に直面。悩める娘が借りてきた本です。
部活に関する色んな悩みを抱える子の相談に筆者が答える形で色んなケースが出てきます。「部活がすべてではない、辞めてもいいし、続けて得るものもあるかもしれないよ」というスタンスの本。結論は出ないのですが、悩む子に寄り添ってくれるし、他にもこんなに大変で悩んでいる子がいるんだなと思える。
それにしても、部活って一体何なんでしょう。訳のわからないルール、変に厳しい上下関係、学生の時間を拘束する練習時間。これ必要?私はそもそも日本の部活になじみがないので、信じられないと思っちゃう。楽しくなきゃやる意味ないでしょう。日本人が好きな根性主義?確かにみんなで頑張った暁には達成感があると思うけど。
娘の部活にもそこまでひどくないにせよ、ルールやら上下関係やら、首をひねりたくなるようなことがあります。それでもとりあえず今は踊ることは好きなのと、同期の友達とは仲良くやっているので、もう少し頑張ってみるみたい。この本を読んだり、早くも退部した同期を見て、辞めるという選択肢もあると思えたみたい。悩んだら読む価値あると思います。
著者プロフィール
梅津有希子の作品





