読書の極意と掟 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 83
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065122617

作品紹介・あらすじ

作家・筒井康隆のつくり方を教えましょう。

戦時中に疎開先で虐められた幼少期、演劇部で活躍した中高時代、不本意な営業に配属された新入社員時代、いつも傍らには本があった――。いずれ自分も小説を書くとは夢にも思わず、役者になりたかった青年を、巨匠と呼ばれる作家にしたのは“読書”だった。小説界の巨人が惜しげもなく開陳した、華麗なる読書遍歴。『漂流 本から本へ』を改題。

感想・レビュー・書評

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  • こんなに本を枚挙できるとは、さすがです。

  • 小説界の巨人が惜しげもなく開陳した自伝的読書遍歴

    戦時中にひとり疎開した幼少期、演劇部で活躍した中高時代、いつも傍らには本があった。いずれ小説を書くとは夢にも思わず、役者志望だった青年を大作家にしたのは?読書?だった。筒井康隆誕生の秘密がここに。

  • 筒井さんの自伝風読書エッセイ。
    実は筒井作品を全く読んだことがないのですが、この本は気になる箇所を立ち読みしたら面白かったので買ってみました。
    作家・筒井康隆に影響を与えた本の数々は、筒井作品を未読でも大変興味深かったです。ファンだったらもっと楽しめたかもしれません。
    筒井さんの作品も、掲載されている本も、どちらも読んでみたくなりました。
    なんとなく苦手意識のあったSF作品へ興味が生まれたのは、個人的に大きな収穫です。

  • 文庫化前の『漂流 本から本へ』を読んだ記憶あり、再読。
    あらためて筒井節を堪能する。
    有り余る才能があるのに、しっかし恨みの多い人だな。
    でも熱狂的なファンがいてセールスも好調ながら、権威的なところからの評価が低いからな。
    解説にもある通り日活ニューフェースに通らなくてよかった。役者になっていたら余技で小説を書いたとしてもこんなにたくさんは読めなかったしな。

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著者プロフィール

筒井 康隆(つつい やすたか)
1934年大阪市生まれ。日本を代表するSF作家の一人と目され、小松左京、星新一と並び「SF御三家」と称されることもある。
1981年『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989年「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1993年に断筆宣言を行ったことは大きな話題になった。1996年断筆解除後には、2000年『わたしのグランパ』で読売文学賞、2010年に第58回菊池寛賞、2017年毎日芸術賞をそれぞれ受賞。2002年には紫綬褒章も受章している。
代表作のひとつ『時をかける少女』は度々映画化、アニメ化され、多くの読者に愛される。ほか『日本以外全部沈没』、『文学部唯野教授』、『旅のラゴス』、『残像に口紅を』などは機会あるごとに話題となり、読み返されてきた。

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