宮中取材余話 皇室の風

著者 :
  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (658ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065123058

作品紹介・あらすじ

本書は雑誌『選択』に2008年から10年にわたって今も連載されているコラム「皇室の風」を書籍化するものです。
連載第1回で著者はこう記しています。
「『帝国の統治権の総攬者』から『平和と民主主義の象徴』へと変わったが、あたかも座標軸が大きく転換しても動かぬ「原点」のように天皇はこの(皇居の)中からお濠の外を見続けてきた。
 この二十余年、皇居では昭和天皇の大喪、現天皇の即位礼、太古の宗教儀式・大嘗祭、皇太子結婚など国家的イベントがあった。皇室や仕える人々の悲喜こもごものドラマもあった。今も進行中だ。天皇は皇后とともに、座標軸とそれで区切られる数々の象限を見つめ、時に悩み、引き裂かれる思いにとらわれながら戦い続けてきたように感じる」
それからさらに十年のうちに、東日本大震災があり、そしてついに退位の表明がなされ、「平成」はカウントダウンの段階に入りました。
この30年がわが国の歴史においていかなる時代であったのか、社会の変動と皇室がどうかかわってきたのか、そしてきたるべき新元号のもと、皇室と日本はどうなっていくのかを展望します。

感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・6F開架 288.4A/I93k//K

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著者プロフィール

昭和22年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、朝日新聞記者となる。長年、皇室取材を担当し、平成6~24年まで編集委員、現在は皇室担当特別嘱託。「紀宮さま、婚約内定」の特報で平成17年度新聞協会賞受賞。著書に『宮中取材余話 皇室の風』(講談社)などがある。

「2018年 『天皇交代 平成皇室8つの秘話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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