訣別(下) (講談社文庫)

制作 : 古沢 嘉通 
  • 講談社
4.33
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本棚登録 : 19
レビュー : 4
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065123119

作品紹介・あらすじ

ヴァンスに会いにいくと、高齢と疾病のため、老い先短いことを悟った老人から、大学生の頃知り合い、妊娠させながらも、親に仲を裂かれたメキシコ人の恋人を、あるいはもしその子どもがいれば、探してほしいと頼まれる。ヴァンスは未婚で、ほかに子孫はおらず、彼が亡くなれば莫大な財産の行方が気になるところで、もし血縁者がいれば、会社の将来を左右する事態になる。


ヴァンスに会いにいくと、高齢と疾病のため、老い先短いことを悟った老人から、大学生の頃知り合い、妊娠させながらも、親に仲を裂かれたメキシコ人の恋人を、あるいはもしその子どもがいれば、探してほしいと頼まれる。ヴァンスは未婚で、ほかに子孫はおらず、彼が亡くなれば莫大な財産の行方が気になるところで、もし血縁者がいれば、会社の将来を左右する事態になるかもしれず、そのため、会社側の利益(ひいては自分たちの利益)を優先させる行動に出る重役たちがいることが予想されるため、調査はくれぐれも極秘でおこなってほしい、と念を押される。また、この調査に関する報告は、かならずヴァンス自身にのみおこない、ヴァンス以外の人間から調査への問い合わせは一切しない旨、告げられる。

感想・レビュー・書評

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  • マイクル・コナリー『訣別(下)』講談社文庫。

    シリーズ第19作。上巻に書き忘れたのだが、本作にはボッシュの異母弟、リンカーン弁護士ことミッキー・ハラーも登場する。

    まさに現代最高峰のハードボイルド警察小説。27年間、衰えを知らないマイクル・コナリーの筆が冴える。シリーズでは久し振りに手放しに面白いと言える作品だった。

    85歳の富豪、ホイットニー・ヴァンスから依頼された人探しは一筋縄ではいかず、まさかの展開が……一方の『網戸切り』と呼ばれる連続レイプ犯の正体は……

    納得のゆく感動の結末。

    シリーズはまだ続くようだ。

    本体価格900円
    ★★★★★

  • さすがにマイケル・コナーズ。二つの事件を絡ませながら、上巻ではいくつもの伏線を紡ぎ、下巻に入り徐々に両方の事件を膨らませ、後半にはスリルに満ちた展開と、意表をつく結末(ただし、少し前からそれらしき結末は予想していたが・・・)が待っている。だが、終末は些か唐突に訪れ、やや物足りなさを感じる。それにしても、ハリー・ボッシュにしてもミッキー・ハラー(リンカーン弁護士)にしても、常に良識派であり人権派であって庶民の味方である。そこが抵抗なく物語に入り込める所以であろう。次作も期待できそうだ。

  • 老い先短いことを悟った富豪には学生の頃知り合い妊娠させながらも、親に仲を裂かれたメキシコ人の恋人がいた。その子どもが生きていれば捜してほしいと頼まれたボッシュは調査を引き受ける。一方、同僚刑事と連続婦女暴行事件捜査を進めるなか、同一犯によると思しき暴行未遂事件が起こり、事態が急展開する。

    こんなに簡単に関係者が判明してもいいのかとも思うが、そこには目をつぶりましょう。ボッシュ刑事はまだまだ現役です。次の翻訳は新キャラクターらしいので、そちらにも期待。

    • ことぶきジローさん
      下巻も読み終えましたか。早いですね。自分は今日から下巻に着手しました。結末が気になる。
      下巻も読み終えましたか。早いですね。自分は今日から下巻に着手しました。結末が気になる。
      2019/07/18
  • LAを駆け抜ける刑事兼私立探偵ボッシュ!その姿はまさに現代のフィリップ・マーロウ。

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