- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065123133
作品紹介・あらすじ
2017年よりwebマガジン『ミモレ』で1年間連載し、好評のうちに終わってしまったライフスタイルをつづったエッセイ『美の眼、日々の眼』を待望の書籍化!
20代、30代、40代……と歳を重ねてきて、これまでとは違うからだや人付き合い(親子関係も)や自分自身の心のありようなどについて悩むことが多くなってきます。著者はこの世代の先輩として、自分の体験や変化を書き、大人世代の女性の共感を得ています。
人気コラムをおしゃれについて、心とからだのの変化とのつきあい方、これからの未来へ向けての生き方、美意識の作り方などテーマ別に構成していきます。
人気のあった季節の楽しみ方は、”ゆる歳時記”として本のためにあらたに書き下ろし。
感想・レビュー・書評
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社会のなかではなく、心のなかだけに存在する、あなただけの「平安のサンクチュアリ(聖地)」を持つのです。
それはなんでもいい。音楽でも、誰かの言葉でも、一対のピアスでも。
ただ条件は、社会という規範で判断しない、されないものであるということ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
もともと光野桃さんのお話好きです。
この本は、私自身が40代だからこそ沁みてくる話のような気がします。20代とかに読んでいたら、きっと遠く遠くの世界に感じたような。個人的にとてもベストなタイミングで出会えた感がします。 -
大学生時代のに読んでいたnon-noに光野さんのエッセイがよく掲載されて、颯爽としたお洒落感性と優しさに溢れた文章が好きでした。
久々に再会した光野さんのエッセイは、優しい文体は変わらずも、より内省的になっていて、とても沁みました。
日々の出来事にふと立ち止まって、己の心情のドアを開ける姿がステキでした。
仏師の二見光宇馬さんのお掃除の話がとても興味深かったです。死ぬ準備のために掃除を。その有様が、死後の人間を語る..。 -
ううぅ〜〜ん。残念。特に文章の中で示唆する品のカラー写真がないのが致命的。
文章は、作者の中だけで帰結してるように感動が伝わらない。 -
どれもよかったけれど、29番目のお話がとても心に残った。
著者プロフィール
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