テンジュの国(2) (KCデラックス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 165
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065123256

作品紹介・あらすじ

十八世紀、チベット。山間のとある村に住む医者見習いの少年、カン・シバのもとに異国から花嫁がやってきた。彼女の名前は、モシ・ラティ。初々しい二人は、少しずつ距離を縮め、やがて家族となっていく──。チベットの日常と共に描く、花婿と花嫁の物語。

医者見習いの少年、カン・シバと彼の花嫁、モシ・ラティ。親が決めた婚約者同士の二人は、まだ仲の良い友達のような関係。病人を救おうと心を尽くす、その一方で、周りが困惑する程の薬草マニア…。カン・シバを知るたびに、少しずつ惹かれていくラティ。そんな彼女の前に、カン・シバと親しい幼なじみの少女が現れ…。十八世紀のチベットを舞台に描く、花婿と花嫁の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 第7話のおじいちゃんとおばあちゃんのお話にほっこりした。こういうの見てるといいなぁーって思う。
    第8話の後半、父二人の話が笑ってしまう。この二人のようなパターンはなんて言えばいいんだろう。
    第9話の116ページ、ドキっとした。その風習は聞いた事があって知っていたけど、実際にそれはどんな感じなんだろうと思うと…… 残酷だとは思わない。ただ、それがあまりに遠いところの話で、上手く飲み込めない。私たちは焼く派であっちはそうじゃないってだけなんだけどね。

  • 十八世紀、チベット。山間のとある村に住む医者見習いの少年、カン・シバのもとに異国から花嫁がやってきた。彼女の名前は、モシ・ラティ。初々しい二人は、少しずつ距離を縮め、やがて家族となっていく──。チベットの日常と共に描く、花婿と花嫁の物語。

    医者見習いの少年、カン・シバと彼の花嫁、モシ・ラティ。親が決めた婚約者同士の二人は、まだ仲の良い友達のような関係。病人を救おうと心を尽くす、その一方で、周りが困惑する程の薬草マニア…。カン・シバを知るたびに、少しずつ惹かれていくラティ。そんな彼女の前に、カン・シバと親しい幼なじみの少女が現れ…。十八世紀のチベットを舞台に描く、花婿と花嫁の物語。

  • なんとなく世界に入り込めないまま、のんびりとお話が進んでいく感じがして寂しい。というのも、表情のパターンが少なくキャラの喜怒哀楽がしっかりと伝わってこないので、そこで起きてることがどのような空気感なのかが読んでるこちらに伝わってこない。置き去りにされている感覚。

    背景や、民族物ならではの細かい装飾などが描き込まれていて世界はあるのにそこに自分が入り込めないのが辛い。

    特に何度も感じたのが
    主人公が医者設定なので「具合が悪い」状態のキャラが良く出てくるのだが、顔に縦線がスッスッスッと入ってるだけなので具合が悪いようには見えない…。大した問題じゃ無いように思えるけど、その人を見て他キャラがショック受けたり展開が大きく動いたりするので、一々「あっ、この人具合悪いのね」と再確認してから進まなきゃいけないのがとてもテンポ悪くて気になってしまう。

    お嫁さんが主人公の意外な一面に気付いて、お嫁に来てから惚れ直すパターンは王道だけどやっぱり可愛い。

    (漫画の感想ではないのだけど、漫画の中でそれほど恋に関する展開に起伏がないので帯で「ドキドキ新生活!」とか煽らないで欲しかった。期待してたのと違うなーと思ってしまったので)

  • 2巻では、各話で病気や症状とそれに合う薬を取り上げること、その話に出てくる人々(主に患者)の家族愛を描くことを徹底してるようだ。
    引き続き緩い進行だけども、刺激的な急展開をねらう気はなさそうだから、気長につきあうべきか。

  • 行き倒れてた病人を助け、孫に成り代わった旅人を気にかけ、幼馴染の打撲のために風呂を立て、狭心症の老人を気づかうカン・シバ。婚約者のラティは、時に手伝い、、時に幼馴染とのやりとりに嫉妬したりするも、カン・シバへの思いを深め、と。お互いの父が酔うとどうなるか語るシーンのほのぼのさといったら。

  • たるすぎ。さっさとやることやってくれ

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