本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065123416
作品紹介・あらすじ
「女は成仏できない」(五障)、「女は男に変身することによって成仏できる」(変成男子)――仏教は、女性を蔑視しているのか? 古くて新しいこの疑問を、サンスクリット、漢訳からの豊富な引用と緻密な論で質してゆく。インド思想研究の第一人者が正面から挑んだ、21世紀の「ジェンダー仏教論」。※原本『仏教のなかの男女観――原始仏教から法華経に至るジェンダー平等の研究』(2004年、岩波書店刊)を改題・改稿
感想・レビュー・書評
-
「仏教とジェンダー」研究の略史
仏教の基本思想と女性の平等
原始仏典の溌刺とした女性たち
ヒンドゥー社会の女性蔑視
部派分裂とともに加速する女性軽視
大乗仏教による女性の地位回復
「変成男子」の意味すること
常不軽菩薩の振る舞いに見る男女平等
「善男子・善女人」に見る男女平等
平等の根拠としての一仏乗
結論、および今後の課題
著者:植木雅俊(1951-、長崎県、仏教学)詳細をみるコメント0件をすべて表示
全1件中 1 - 1件を表示
著者プロフィール
植木雅俊の作品





