- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065124086
作品紹介・あらすじ
西暦2048年、東京。北半球はユーラシア鉄道で接続され、あらゆる犯罪がこの極東の巨大都市へと流れ込んでいた。闇の中で毎夜のように発見される、人間業とは思えない惨殺死体。この世の暗がりの中に、理由なく人を殺す正体不明の存在がいることを、そしてそれを狩る男がいることを、まだ人間たちは知らない――。超絶技巧の絵師Boichiが描く、限りなく美しく、どこまでも残酷な衝撃のSFハードボイルド超大作、新展開の第7巻発売!
「広瀬さん、俺のことを好きになりましたね」――。京都でのロボット襲撃事件は、AEEの強大な政治力により隠蔽された。AEEは調査チームを結成して全ての残骸を分析、その結果、人間の中に正体不明のロボットたちが隠れていることに気がつく。一方、広瀬マイの自分への恋心に気付いたオリジンは、嫌われるため、マイの心をひどく傷つける行動を繰り返すが――。
感想・レビュー・書評
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広瀬さん、けなげでイタい子。そして、オリジンの推理勘違いが今後どうなっていくのか? フェルミ先輩の会長の回し者なのか!?
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オリジンは想う。
「人間は なぜ 皆 こんなに寂しがるんだろう」
「寂しい時は 俺 オリジンを思い出すと 慰めになるんだろうか」
「俺は 本当に 一人だから」
「あなたたちは少なくとも 人間たちの中で
人間として生きているから」
「だから あまり 寂しがらないで下さい」
「まあ 人間が俺の存在を知るはずもないけれど」
「…父さん 今日 一人の男がロボット研究に身を投じた理由を聞きました」
「父さんにも 物語がありましたか?」
「もしかして 寂しいから 俺を・・造ったのですか?」
「今まで一度も考えたことがありませんでした 父さんの事情を・・」
著者プロフィール
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