ORIGIN(7) (ヤンマガKCスペシャル)

著者 :
  • 講談社
4.33
  • (5)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 49
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065124086

作品紹介・あらすじ

西暦2048年、東京。北半球はユーラシア鉄道で接続され、あらゆる犯罪がこの極東の巨大都市へと流れ込んでいた。闇の中で毎夜のように発見される、人間業とは思えない惨殺死体。この世の暗がりの中に、理由なく人を殺す正体不明の存在がいることを、そしてそれを狩る男がいることを、まだ人間たちは知らない――。超絶技巧の絵師Boichiが描く、限りなく美しく、どこまでも残酷な衝撃のSFハードボイルド超大作、新展開の第7巻発売!


「広瀬さん、俺のことを好きになりましたね」――。京都でのロボット襲撃事件は、AEEの強大な政治力により隠蔽された。AEEは調査チームを結成して全ての残骸を分析、その結果、人間の中に正体不明のロボットたちが隠れていることに気がつく。一方、広瀬マイの自分への恋心に気付いたオリジンは、嫌われるため、マイの心をひどく傷つける行動を繰り返すが――。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 広瀬さん、けなげでイタい子。そして、オリジンの推理勘違いが今後どうなっていくのか? フェルミ先輩の会長の回し者なのか!?

  • オリジンは想う。
    「人間は なぜ 皆 こんなに寂しがるんだろう」
    「寂しい時は 俺 オリジンを思い出すと 慰めになるんだろうか」
    「俺は 本当に 一人だから」
    「あなたたちは少なくとも 人間たちの中で
     人間として生きているから」
    「だから あまり 寂しがらないで下さい」
    「まあ 人間が俺の存在を知るはずもないけれど」
    「…父さん 今日 一人の男がロボット研究に身を投じた理由を聞きました」
    「父さんにも 物語がありましたか?」
    「もしかして 寂しいから 俺を・・造ったのですか?」
    「今まで一度も考えたことがありませんでした 父さんの事情を・・」

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

Boichi (ぼういち、本名:朴 武直 パク・ムジク、박무직)
1973年、大韓民国ソウル特別市出身の漫画家。漫画に活かすため大学では物理学を専攻し、演出技術を学ぶため秋溪芸術大学校大学院に進学した。1993年に韓国でデビューし、2004年に日本の漫画界でデビュー。主に少年漫画や青年漫画で活動している。代表作に『サンケンロック』『ORIGIN』『Dr.STONE』がある。

Boichiの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×