バジリスク ~桜花忍法帖~(4) (ヤンマガKCスペシャル)

  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065124383

作品紹介・あらすじ

碁石才蔵と夜叉至が”読み合い”の果てに迎える最終局面…投了するのはいずれの者か!? 巨大な城・鳳輦車で繰り広げられる戦いの中で、若き忍たちは成尋衆から響の身体を取り戻すことはできるのか!?

感想・レビュー・書評

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  • 新甲賀五宝連碁石才蔵+新伊賀五花撰現VS成尋衆夜叉至戦と

    新甲賀五宝連根来転寝+新伊賀五花撰滑婆VS成尋衆孔雀啄戦が

    同時進行して、終にゲームのルールは破られ、カオスな合戦に突入!

    成尋衆夜叉至VS成尋衆孔雀啄戦、

    新甲賀五宝連根来転寝VS旧甲賀五宝連+旧伊賀五花撰(色衰逸馬・水連秋月・蔦法悦・七斗鯨飲・草薙一馬・遊佐天信)戦、

    新甲賀五宝連根来転寝VS成尋衆輪廻孫六(ゾンビとして復活)戦

    が描写される。

    原作小説のストーリーに戻る道はなくなった。

    鳳輦車は健在なのに、アレは居なくなった。

    一人で12人倒した原作の根来も印象深かったが、漫画版は更に根来の強さが引き立っている素晴らしい描写。

    裏の戦いのテーマとして、ホモの愛とレズの愛とでは、どっちが強い?

    が潜んでいるのも、同性婚が可能な21世紀に描かれた新しい忍者漫画としての最先端を走ってる。

  • 忍法バトルの大雑把さや、成尋衆の無理な史実への紐づけなど気になる所はあるけれど、逆に原作より本家『バジリスク』との繋がりをあまり意識していないところもあって、単独の漫画として面白い。何より漫画がすごく良いので、おそらく意図した演出が十全に伝わってくる感じがする。ここらへんで男キャラがバタバタ死んでいくけれど、どのシーンも見所。

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著者プロフィール

1950年生まれ。74年『神狩り』でデビュー。『地球・精神分析記録』『宝石泥棒』などで星雲賞、『最後の敵』で日本SF大賞、『ミステリ・オペラ』で本格ミステリ大賞、日本推理作家協会賞を受賞。SF、本格ミステリ、時代小説など、多ジャンルで活躍。

「2023年 『山田正紀・超絶ミステリコレクション#7 神曲法廷』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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