サーラレーオ

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 65
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (162ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065124574

作品紹介・あらすじ

ひょんなことから手に入れた大量の大麻の種子。落ちぶれた男にとって、それはギフトかトラップか? 『狭小邸宅』著者による、圧倒的悪漢小説!
日本人のカセは、バンコクでケチな外国人に大麻を売り日銭を稼いでいる。恋人は浪費家のホステス。観光客を脅して小遣いをせびる強盗まがいの行為も慣れっこだ。あるとき幼馴染のマサから、出張でタイに来ているので会いたいとメールが届く。「こっちでもバリバリやってるの? 聞いたよ、六本木で豪遊してたって」ああ、そうさ。あそこでヘマをしなければ、おれをコケにしてきた奴らを全員見返してやれたのに――。
金もツキも度胸もない、逃げ足だけは速い究極のダメ男が、タイと日本を疾走する!

感想・レビュー・書評

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  • 156ページ。海外逃亡、薬物、半グレ、と、重いテーマで軽い読み味。さらっと読み終わってしまいました。

  • 面白かったけど、この内容でこのボリュームは少なすぎじゃないかな・・。バンコクで読んだら気分が盛り上がりそう。

  • 新庄さんの本の中では個人的に外れでした。地面師や狭小住宅などはかなり面白いので、それに比べると当書は本自体も薄く、拍子抜けしました。

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著者プロフィール

1983年、京都市生まれ。神奈川県在住。慶應義塾大学環境情報学部卒業。2012年「狭小邸宅」で第36回すばる文学賞を受賞しデビュー。著書に『狭小邸宅』『ニューカルマ』、近刊に『カトク 過重労働撲滅特別対策班』がある。

「2018年 『サーラレーオ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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