はじめアルゴリズム(4) (モーニング KC)

著者 :
  • 講談社
3.89
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本棚登録 : 187
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065125427

作品紹介・あらすじ

老数学者・内田豊は廃校で出会った、小5の少年・関口ハジメと。ハジメは、数学において天才的な才能があった。内田は彼の才能に惚れて、彼を数学の聖地であり自分が住む京都に連れて行った。そこでハジメは同世代の数学少年・手嶋と出会い、さらに数学の世界に入り込んでいくのであった・・・。世界の見え方が変わってくる、数学をちょっとやりたくなる、ワクワクする成長物語。

数学的才能に溢れている関口ハジメは、数学者・内田豊のもとで日々成長。スランプからも抜け出し、数学検定1級にも合格した。さらに、同じく数学検定1級に合格した1つ年上の少女・剛田ハチという数学友達もできた。人間的にも成長しつつ、「見えてない世界」や「トポロジー」に対する考えを学び数学的にも成長。多面体とは? 数学と音楽はつながっている? そしてリーマン予想とは? さらにハジメの世界は広がっていく!

感想・レビュー・書評

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  • かなり面白くなってきた。数学って、世界を捉えるもの。それぞれ異なる世界を説明するために各分野(幾何、代数、群論、微積等)の数学が発展してきて、それらが、また、繋がっていくというのは感動すら覚える。オイラー積で、自然数と円と素数が繋がるということや、多面体や図形の法則をハジメが見つけるところや、リーマン予想での素数の間隔が物理の原子核の記述と合致するとか、興味をそそられる。
    偶然で広がっている宇宙空間と、そこにある法則を音楽や、数学で見ていくということという説明が、とても良い。

    トポロジーの視点は、システムで問題を捉える上でも役立ちそうだ。

  • 著名な数学者が、田舎で一人数字と遊んでいた少年の才能を発見し、引き取り、教育していく。少年は広い世界で新しい知識と友人ライバルを得て成長する。って感じかな。天才の描きが良い。

  • まるで世界自身が驚く僕らを見て楽しんでいるみたいだ、、


    こんな風におもえるのか!

  • 購入して読み。

    大貫登場、ミョウバン結晶、ウチダと妻の馴れ初めミツヤと大貫とハジメとが遭遇などなど。

  • 数学好きの少年と、数学に夢破れた老数学者の話です。この作品の世界観は「基礎」とか「原理」という概念を愛してやまない人なら共感できる世界観です。

  • 「オー」
    「よし!合体だ!!」
    「わー」
    グシャー
    みたいなのが出てくるのがこの漫画の良いところ。

  • 音楽と数学のシーンが美しい。
    なんといっても世界に開かれている、はじめの人格が魅力的。

  • はや!
    すでに四巻目!
    快調だなぁ。

    2018/09/03 更新

  • 揺れ動いている、止まってはいけない、道しるべ、情緒。内田の嫁エピ最高。

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