- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065125540
作品紹介・あらすじ
小説は、好きですか?
今、この文章を読んでいるあなたのおかげで、生み出された物語があるのだと、あなたに知ってほしい。
感想・レビュー・書評
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主人公の結論だったり…あきののことだったり…
主人公2人の関係について…色々気になります!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「名探偵の眼差しが好きなのよ」
なんだかすごくストンとはまった気がした。
同じ景色を見ていても、きっと違う景色が見えている人がいる。
景色でも、何気ない会話ひとつにも、読んだ本の文章にも、受け止め方で変わってくるものがある。
「そう。同じものを見ても、捉え方は人それぞれだけれど…。それでも、可能な限り、美しいものを見逃さないよう眼をこらしていたいし、大切な声を聞き逃さないように耳をそばだてていたい。わたしはいつも、自分がそう在りたいと願うの」
わたしは世界の行間を読めるだろうか。 -
今回もいろいろぶっこんできたね、相沢さん…。
このご時世にこのレーベルから出して、ここまで言わせるか、と。
相変わらず、誰にも感情移入はできはいけれど、悲しくも納得してしまう。
物語を殺すのは読者。
だから、わたしはいつまでも、いつも、誰かにとっての九ノ里でありたいと願う。
小説は好きだし、物語も好き。
できれば手抜きではなく全力で書いたものが読みたいし、全力で書かせてあげられる読者でありたいものです。
与えられた添加物まみれの餌に食いつく飼い犬じゃなく、自ら獲物を探して仕留めるハイエナでいたいものよ。
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実写化おめでとうございます。実写化を観たので、また読み返しています。やっぱり、小説の神様、というタイトルが凄いと実感しています。
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2020/07/23*読了
え?あなたが主人公?って思いました。
期待していたのとは違う!って思ったのですが、
前作同様の語り手がちゃんと居たので安心できました。
でも困惑したまま下巻に続きます。
ストーリーが長くなった分楽しめる部分が増えました。 -
■小説は、好きですか?
もう続きは書かないかもしれない。合作小説の続編に挑んでいた売れない高校生作家の一也は、共作相手の小余綾が漏らした言葉の真意を測りかねていた。彼女が求める続刊の意義とは……。その頃、文芸部の後輩成瀬は、物語を綴るきっかけとなった友人と苦い再会を果たす。二人を結びつけた本の力は失われたのか。物語に価値はあるのか? 本を愛するあなたのための青春小説。
著者プロフィール
相沢沙呼の作品





