スカーフェイス 警視庁特別捜査第三係・淵神律子 (講談社文庫)

  • 講談社 (2018年8月10日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (560ページ) / ISBN・EAN: 9784065125601

作品紹介・あらすじ

顔に傷があるため「スカーフェイス」と呼ばれる女性刑事・淵神律子。律子の顔lを傷つけた連続殺人犯は、被害者の身体にアルファベット文字を刻み警察を挑発し続けていた。刑事としては致命的な「ある問題」を抱える律子は警察組織内で孤立し、意に添わぬ異動を命じられる。しかし、新部署で連続殺人犯逮捕への執念を絶やすことなく、律子は新たな情報を手がかりに犯人に迫る!

感想・レビュー・書評

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  • 強烈な主人公を創り出したものだ。警視庁の女性刑事淵神律子。取り逃がした犯人にナイフで切られた頬の傷跡をそのままにしてスカーフェイスと呼ばれ、銃の腕前、ドライヴィングテクニック、格闘術すべてに優れ、無茶なカーチェイスでひったくり犯を追い詰め、歯向かってきた容疑者の手首の骨を捻り折り、顔面に肘打ちを食らわして鼻の骨を折る。子ども時代に問題を抱えアルコール依存症で、看護師の町田景子と同居するが景子もまた問題を抱えている。無茶な捜査の結果、閑職の特別捜査第三係に追いやられた律子は、相棒となったキャリアの藤平と第三係の円と協力して、連続殺人犯のベガの正体を突き止めようと動き出す。律子や景子たちの危うい様子がはらはらさせる。ベガを追いかける過程も面白い。ただ、ベガの達人の動機がいまいち納得はしかねる。

  • 富樫倫太郎『スカーフェイス 警視庁特別捜査第三係・淵神律子』講談社文庫。

    『SRO』『生活安全課0係』に続く警察小説の新シリーズが開幕。

    ある事件で顔に深い傷を負ったことから『スカーフェイス』と呼ばれるアマゾネス系の女性刑事・淵神律子が連続殺人犯『ベガ』を追い詰める。

    様々な伏線と仕掛けで読み手を飽きさせない筆力は見事。但し、あからさまな続編ありきの結末は如何なものか。

  • 最近、読んだ中では、久々に面白いと感じた。

  • ヒロインの「複雑な造形」が、御本人の目線や、ルームシェアの同居人の目線等で描き込まれ、他方で謎が多い事件の推理が進む…
    本作は「“シリーズ”にもなり得る?」という具合で終わっている…或いはこの淵神律子との「再会」も在るかもしれない…

  • アル中の女刑事が連続殺人犯を追う。第一部はアル中刑事の濃い描写で面白かったが、事件捜査に入った二部、三部になるとアル中の設定はどうなったという感じ。解決シーンや第二弾に続く終わり方もいまいちで物足りなかった。

  •  新作を読んで、律子ってこんな人だっけ?と気になって、再読。

     勝手に熱血刑事と認識していたけど、酒か仕事か、なにかから逃避している、病んでいる感じだったんだ。

     読み始めたからシリーズは追いかけるけど、楽しみな感じではないな。

  • 富樫先生の新たなシリーズ。

    前半は、新たな主人公淵神律子についての人物像の描写。
    そして後半捜査一課から第三係へ移動して因縁の犯人へと迫る展開。

    まず淵神律子がアル中であること、そして犯人に対して問題視されるレベルでの痛めつけを行うこと、家庭環境に問題が有るという設定。
    うーん、変わったところを出したかっただろうだけど魅力的な人物になっていないので愛される女性警官シリーズになるのかというのが疑問。

    そして犯人に迫る部分では明らかにこの人でしょうというのがスケスケでどうした富樫先生!という感じであった。
    殺人そのものはサイコ的な犯行を示しているけど犯人と結果が当てはまらない感じがモヤつきます。

    次巻で種を明かしてくれるのかな。
    次巻に期待。

  • 破天荒な女性刑事が過去の遺恨を抱えながら宿敵を追跡していく。
    ほぼアルコール依存症だが看護師である同居人と支え合いつつ生活していく様子がなんとも痛ましい。
    最初の派手さが終盤まで続けば楽しめた気がするが、異動になってからはなりをひそめてしまい、事件の捜査も淡々と進むので少々残念。
    一番最後に黒幕が登場し、次巻につづくみたいな終わり方も個人的には好きではない。

  • めっちゃ良かった。
    サスペンス満載で引きもあり、どきどきの展開はいい。

    3187冊
    今年86冊目

  • 富樫作品の新たな開拓と思い読了。 大体女性刑事が主人公になる場合は破天荒な人柄に描かれ食傷気味になることが多い。この作品もややその傾向はあるものの、律子の同居人である景子への思いやりなどが垣間見れそれ程嫌な感じはなかった。 ストーリーも被害者のミッシングリンクを探しつつ真犯人を突き止める展開であり、最後の方は緊張感を持ちながら一気読みできる。SROに続き律子・藤平・円のチームの今後を追っていきたい作品

  • スカーフェイス
    この作品名に惹かれて購入。
    女の人が活躍する刑事ものが好きで
    律子もいいキャラクター。
    女の人で酒依存症ってあんまりない設定。

    円さんのおかげで
    色んな着眼点があって
    刻まれたアルファベットが他にもあることが
    わかった時ゾワッてなった。

    真琴先生は
    景子さんのこと好きだったんぢゃないかな。
    そんな気がする。

    景子さんのためにも
    律子はお酒やめて欲しい。

  • 主人公はSROシリーズの芝原と誉田哲也著の姫川を足して4で割った感じの人物。したがって2番煎じの感が極めて強く、嫌悪感を持たざるを得ない。ストーリーも同様でまたおま系になっている。それよりも強く感じるのはこの作品に限った話ではないが、安易に心に傷を持った者を主人公に据える作品が多すぎる。小説までファストファッション化して欲しくないものだ。

  • 201808/

  • 孤高の女性刑事が連続殺人犯を追いつめる! 

    頬に犯人に切られた傷痕があるゆえ、スカーフェイスと呼ばれる女性刑事・淵神律子。被害者の体にアルファベットを刻む凶悪犯「ベガ」を追って、律子は執念の捜査を続ける。最新型警察小説の新ヒロイン登場!

  • 明らかにあからさまに続きものですね。完結してない。。これはつづき読まねば。

  • 安っぽいわあ

  • KindleUnlimitedで期限切れて途中まで…

  • 02月-11。3.5点。
    連続殺人犯「VEGA」を追い、取り逃がした女性刑事の主人公。取り逃がした際に顔にキズを負う。
    4年が経ち、強引な捜査から捜査一課の閑職に左遷され。。

    第4作が出たため、再読。スピード感溢れる展開はさすが。
    続編ありき。次作も期待。

  • *顔に傷があるため「スカーフェイス」と呼ばれる女性刑事・淵神律子。律子の顔を傷つけた連続殺人犯は、被害者の身体にアルファベット文字を刻み警察を挑発し続けていた。刑事としては致命的な「ある問題」を抱える律子は警察組織内で孤立し、意に添わぬ異動を命じられる。しかし、新部署で連続殺人犯逮捕への執念を絶やすことなく、律子は新たな情報を手がかりに犯人に迫る!*

    顔に傷を持ち強度のアルコール依存症で暴力的な女刑事、と言う設定がなかなか強烈。
    物語前半は律子のアル中模様や病んでいる心理描写が中心なのでかなり痛々しく、なかなか事件までたどり着かないもどかしさでややイライラ。かなり後半にやっと事件が進みますが、「続く」ありきのエンディングがなんとも・・・
    たまたまシリーズ3冊続けて読めたので良かったものの、1巻だけでは消化不良かも。出来れば続けて一気に読むのがお勧め。

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著者プロフィール

1961年北海道生まれ。98年に『修羅の跫』で第4回歴史群像大賞を受賞しデビュー。以降、時代小説や警察小説を中心に活躍。本書はドラマ化もされた「生活安全課0係」シリーズの主人公・小早川冬彦が、警視庁本庁から日本各地へ活躍の場を広げていくシリーズ第2弾。著書に「SRO 警視庁広域捜査専任特別調査室」「スカーフェイス」「警視庁SM班」などのシリーズ他多数。

「2023年 『スカイフライヤーズ 警視庁ゼロ係 小早川冬彦Ⅱ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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