- Amazon.co.jp ・本 (64ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065125823
作品紹介・あらすじ
《講談社 健康ライブラリースペシャル》
【対象/小学生・中学生】
【記入式シートと実例集で発達障害の傾向と対応策がわかる!】
発達障害に見受けられる特徴は、障害のある子だけでなく、多くの子どもたちにも
あてはまることです。そのため、支援が必要だと思われる子の言動が、はたして
性格によるものか発達障害によるものか、判断に迷ってしまうことが少なくありません。
現在、発達障害を診断するテストのようなものは数多くありますが、専門的だったり、
使いにくかったりしていませんか。
本書での記入式シートは、発達障害を代表するASD(自閉スペクトラム症)、
ADHD(注意欠如・多動症)、LD(学習障害)などの特性把握のための
質問項目が含まれており、結果をレーダーチャートでわかりやすく表示できます。
特別な専門知識がなくても、その子の日常をよく知っている人なら、誰でも使用できます。
本書の目的は、この子は自閉症スペクトラム症だ、ADHDだとレッテルを貼ること
ではなく、その子の特性が障害の可能性があるほど強いものならば、本人や家族に
努力を求めるだけでなく、周囲が支援する必要があると気づいてもらうことにあります。
その子のどのような支援ができるのか、子どもの傾向を把握して、対応策を考えましょう。
*なお、本書は2007年に発行した『発達障害に気づいて・育てる完全ガイド』をDSM-5(精神疾患の分類と診断・統計マニュアル)にあわせて見直した新版です。
【本書の内容構成】
《1 発達障害の基礎知識》
発達障害を正しく知ろう
特別支援教育の役割と課題
社会問題の陰にあるもの
《2 基礎調査票・評価シートと実例集》
基礎調査票と記入シートの使い方
評価シートの解説と見方
10の実例にみる状況と経過
《3 対応方法の具体例》
学校と家庭が協力して
成功体験で自信を育てる
感想・レビュー・書評
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まず、支援ガイドを読んでから、こちらを参考にしました。とても参考になりました。本書は項目をチェックして特性を探りますが、決して診断するためのものではありません。その子に合った対応を知るためのもので、とても役立ちますし、冷静な判断ができます。早め(小さいうち)に対応することの大切さを説いてくれているので、自信にもなります。
個人的なことですが、うちの子の確実な特性、唯一一つが突出していることを改めて確認することができたので、心配しすぎることなく、かと言って放置するでもなく、やはりそこを気にかけてあげて、先生方と共有できればと思いました。
比較的軽度と思われる
第一子:運動症
第二子:感覚過敏、反抗挑発症
どちらも知能は高め。
特に第一子は高く、診断あり。詳細をみるコメント0件をすべて表示
著者プロフィール
黒澤礼子の作品





