悪魔と呼ばれた男

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 156
レビュー : 28
  • Amazon.co.jp ・本 (410ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065125885

作品紹介・あらすじ

警察内で「悪魔」と噂される刑事、阿久津誠、彼の周辺では、不可解な死が起きている――という噂があった。内部監査の天海志津香は、阿久津の捜査に問題がないか調査するよう密命を受け、彼とコンビを組むことになる。そんな折り、幼女誘拐殺人事件が発生する。すぐに近隣に住んでいる容疑者が浮上し逮捕されるが、捜査に疑問を抱く、阿久津は単身で捜査を継続する。果たして阿久津は真相に近づけるのか? やがて浮かび上がる真実を目の当たりにした志津香に迫られる究極の選択とは? 人気ミステリー作家が放つ本格サスペンス!

感想・レビュー・書評

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  • 武蔵野大学図書館OPACへ⇒ https://opac.musashino-u.ac.jp/detail?bbid=1000153160

  • 2019/3/12(火曜日)

  • 被害者の首の裏に逆さ五芒星の刻印をされた連続殺人事件の犯人は〈悪魔〉と呼ばれる。その事件を解決するために特殊犯罪捜査室を新設し、捜査一課のエースで〈預言者〉と呼ばれる阿久津と犯罪心理のエキスパートの志津香が捜査にあたる。
    登場人物に何かしら暗い過去が有り、鬱屈しているが、過去に真正面から立ち向かう志津香の強さが事件を解決したのだと思う。

  • 作者らしい展開なのかなぁとは思う。阿久津なる男の不思議さはけっこう早い段階で想定ができるが、後半の展開はちょっとおいてけぼりというか、この分量の中に収めるのは難しかったのかもしれない。

    だが、そもそも彼の作品はそういう感じのものが多かったような気もする。スピーディーというか展開が早いというか。

    その分人物描写は弱いのかも知れない。警察関係者も犯人も。そこは好き好きかな。本格ミステリーによくある冗長さはほとんどないで。

  • 面白かったです。サイコっぽいないようなのだけれど何故かあまりグロテスクさを感じさせない気がします。終わり方も良かった。

  • 面白かった。阿久津さん応援します。。。わたしも悪魔?

  • 怒涛のラストでしたけど、安定の神永文書で快適読了
    神永さんの半オカルトものはやはり最高ですね
    人の心に優しくタッチしてくる内容になんだかグッと来るんですよねぇ
    圧倒的正義でもなく、圧倒的悪でもない
    いつでもそこにありえる葛藤を非常にEasyに体験させてもらいました。
    ほんと、巷の感想の通り、なんとも深い悪魔の話でした。

    でも、ちょっと最後のレクター博士的終わりは・・・
    一番の悪魔は大黒さんですかね
    大変楽しく、一気読みさせていただきました
    ごちそうさま

  • 予想外な展開。犯罪心理を駆使した捜査で犯人を追い詰めるのかと思ったら意外な方向に進む。犯罪心理分析官の志津香と検挙率ナンバーワンの阿久津がパートナーを組み、悪魔と呼ばれる犯人を追う。ただ本当の悪魔は犯人だけでなく、組織の腐敗さも悪魔を生み出す。最後切なささえ感じた。

  • 久々にシリーズもの以外の神永作品。シリーズものは安定感はあるものの、マンネリ化のきらいがある。そういう意味では新鮮な作品だった。

    「予言者」とあだ名される検挙率No.1の阿久津と、「黒蛇」と畏れられる大黒、そしてアメリカで犯罪心理学を学んだ天海。少数精鋭の特殊犯罪捜査室の面々が「悪魔」と呼ばれるシリアルキラーを追う。

    過去に何かがあり、心に傷を抱えていそうな阿久津と天海。そして、出番は少ないながら見るからに食えない大黒。それぞれいいキャラが揃っている。
    設定とか動機とかラストシーンとか、どこかで聞いたような感じは否めないけれど、相変わらずのスピード感でぐいぐい話を引っぱっての、ラストのどんでん返し。純粋に面白かった。

  • タイトルや冒頭のシーンから「沙粧妙子 最後の事件簿」とか犯罪心理学という分野に憧れて育った世代を直撃しちゃうなーとか思って期待して読んだけど、そのまんまな感じで目新しいところもなく…うーん…という感じの作品だったかなー。

    読みやすいことは読みやすいんだけど…。「読みやすい」ことと「読ませる」ことって違うんだなーと改めて認識できました。

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著者プロフィール

1974年山梨県生まれ。2003年に自費出版で『赤い隻眼』(文芸社)を発表し、話題となる。その後、2004年に『赤い隻眼』を改題した『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』(文芸社)で、本格デビュー。同作から始まる「八雲」シリーズが、若者を中心に圧倒的な支持を集める。他著作に『コンダクター』『確率捜査官御子柴岳人 密室のゲーム』(ともに角川書店)、「天命探偵 真田省吾」シリーズ(新潮社)、『イノセントブルー 記憶の旅人』(集英社)などがある。

「2019年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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