本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065125953
作品紹介・あらすじ
江戸の「お騒がせ男」として名物男の蟋蟀(こおろぎ)小三郎に頼まれて、知恵をかした”窓ぎわ同心”の藤木紋蔵。そのために、面子をつぶされた南町奉行所御奉行が烈火の如く怒る! 予想外の逆恨みを受けることになってしまった紋蔵の進退やいかに? 人気シリーズ最大の〈失職〉危機が迫る最新作。
感想・レビュー・書評
-
佐藤雅美も残り少なくなってきた。居眠り紋蔵シリーズもあと一冊。例によって例によるが、ややこしい事件や訴訟にどう折り合いをつけるかが主題だけに、他のシリーズに比べて紋蔵の出番が多く内容も多彩な気が今ごろしてきた。それはともかく驚いたのが、半次シリーズのなくてはならない脇役というか最近は準主役の蟋蟀小三郎がこちらにも登場してきたことだ。同時代の話ならこんな名物男が出てこない方がおかしいともいえるが、なら半次は、鏡三郎は、ということになるとややこしくなるか。小三郎が出てくると話を引き回してしまうのはこっちでも同じだが、オリジナルの半次ものよりもまだ遠慮があるのか大人しい感じがしておかしい。この先どうなるのだろうか、といってあと一冊なのだけど。惜しいな。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小三郎と紋蔵、御奉行と役者が揃った。
まだまだ続いてほしいのだけれど。 -
藤木紋蔵は、江戸のお騒がせ男・蟋蟀小三郎に知恵を授けたために、御奉行の怒りを買う。
全3件中 1 - 3件を表示
著者プロフィール
佐藤雅美の作品





