顔の見えない僕と嘘つきな君の恋 (講談社タイガ)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065126509

作品紹介・あらすじ

運命じゃない恋なんて、ない
「君は運命の女性と出会う。ただし四回」占い師のたわごとだ。運命の恋って普通は一回だろう? 大体、人には言えない特殊な
体質と家族を持つ僕には、まともな恋なんてできるはずがない。そんな僕が巡り会った女性たち。人を信じられない僕が恋をする
なんて! だけど僕は知ってしまった。嘘つきな君の秘密を――。僕の運命の相手は誰だったのか、あなたにも考えてほしいんだ。

感想・レビュー・書評

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  • 顔が分からないというのはこんなに怖いことなんだと考えさせられた。この症状に苦しむ人が実際にいることも初めて知った。

    話自体は、もどかしく、何でそうなるのという感じだったけど、面白くて一気に読んでしまった

  • 288Pからラストまでの全力疾走がすごい。
    なんとなく展開よめるな〜とか思った自分が恥ずかしい。
    大きな愛と勇気をありがとう。
    また読み返したくなる作品でした。

  • この作家の作品は3作目。

    人の顔の判別がつかない、主人公の話。
    運命の女性とは4回出会い、真実に気づけば結ばれるらしい。

    ストーリーは、主人公が15歳、20歳、25歳そしてその3年後の4回の構成です。

    3部作の中では、一番静岡色が少ない作品でしたが、物語的には一番楽しめました。

  • この著者の別の作品を読んでこの本を見たので読んでみたいと思った。自分が静岡県在住で、静岡の話が出てくるのが毎回嬉しい。
    途中までは展開が読めていたけど最後のところは読めなかった。障害がある人の強さを感じる一冊だった。自分では尻込みしてしまうことでも他人のことだと背中を押せる。共感力がないということもあるかもしれないが、そんな感じで背中を押し合って人間は生活しているのかなと思った。
    主人公の様にひたむきに夢に向かって頑張りたいと思った。

  • グレーとクリーム色

  • 運命の出会いとはどんなものか考えさせられる話だった。
    物語終盤の、嫌いな所を見ても嫌いにはなれなかった。のようなセリフはかなり心が揺さぶられた。
    物語自体は展開が予想出来てしまって、満足感はあまりなかった。

  • 感動しなさいと言われているようで、なんかね 

  • 「君は運命の女性と出会う。ただし四回」占い師のたわごとだ。運命の恋って普通は一回だろう? 大体、人には言えない特殊な体質と家族を持つ僕には、まともな恋なんてできるはずがない。そんな僕が巡り合った女性たち。人を信じられない僕が恋をするなんて! だけど僕は知ってしまった。嘘つきな君の秘密を――。僕の運命の相手は誰だったのか、あなたにも考えてほしいんだ。

  • 不幸を乗りこえて運命の相手と出会うが真実を見抜かなければならない。思わせ振りというかもったいぶるというか、不幸が待ってるのを予想させる流れにするならもっと予想を裏切ってほしかった。

  • 一日で一気に読み終えました。
    途中何度も驚かせられましたね。。テンポがよく読みやすかったです。
    ネタバレになるので内容は書きませんが、久しぶりに良い小説に出会うことができました。

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著者プロフィール

横浜市生まれ。日本脚本家連盟会員。 放送作家として音楽番組を中心に携わった後、2017年「毎年、記憶を失う彼女の救いかた」で第54回メフィスト賞を受賞し、小説家デビュー。著書に「顔の見えない僕と嘘つきな君の恋」「透明なきみの後悔を見抜けない」など。

「2022年 『ザツキ ~私をスターにしなさい~(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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