ミウ -skeleton in the closet- (講談社タイガ)
- 講談社 (2018年9月20日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065126516
作品紹介・あらすじ
就職を前に何も変わらない灰色の日々。
あたしは何気なく中学の卒業文集を開き、『母校のとある教室にいじめの告発ノートが隠されている』という作文を見つける。
それを書いた元同級生が自殺したと知ったあたしは、その子のSNSのパスワードを暴いてログインし、その子の名でSNSを再開した。
数日後、別の元同級生が謎の死を遂げる。
灰色の日々に、何かが始まった――。
感想・レビュー・書評
-
就職を前に何も変わらない灰色の日々。あたしは何気なく中学の卒業文集を開き、『母校のとある教室にいじめの告発ノートが隠されている』という作文を見つける。それを書いた元同級生が自殺したと知ったあたしは、その子のSNSのパスワードを暴いてログインし、その子の名でSNSを再開した。数日後、別の元同級生が謎の死を遂げる。灰色の日々に、何かが始まった――。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ダークだ。
-
『娯楽』★★★★☆ 8
【詩情】★★★★☆ 12
【整合】★★★☆☆ 9
『意外』★★★★☆ 8
「人物」★★★★☆ 4
「可読」★★★★☆ 4
「作家」★★★☆☆ 3
【尖鋭】★★★☆☆ 9
『奥行』★★★☆☆ 6
『印象』★★★★☆ 8
《総合》71 B- -
ミステリ。サスペンス。
序盤でホラーかな?と思ったが、中盤以降は完全にミステリでした。
正直、序盤の雰囲気の方が好き。
ミステリとしては特にインパクトを感じなかった。
文章が読みやすく、サクッと読めたので、短編小説を読んだと思えば、なかなか悪くない。 -
ミステリーとしてのネタはそれなりだったが、
キャラクターでみせる作品でした。
謎解きをする側の思考が異常で、
犯人側の思考がまだまともという… -
病んだ子ばかり。面白い小説のためってところが読者には複雑なところ。香典はやりすぎじゃないかな。
-
言うほど衝撃か?ラスト10ページを先に読む奴なんておらんやろ……。
いや~しかし面白かった。表紙の二人が良いキャラしてる。大好き。またこの二人の話が読みたい。 -
一気に読んでしまった…。
ふたりのキャラと関係性がすごく好き。ところどころに散りばめられた小さなつながりも好き。
ラスト10ページは予想出来てしまったところもあるのだけれど、それでもわくわくした。もしかするとミユのように笑いながら読んでいたのかもしれない。
ふたりが生み出す物語を読んでみたいと思った。 -
<SNSミステリ>
TwitterやSNSをやったことない人は,よくわからないかも.
個人的には小説中に自分の出身地が出ているだけで満足
著者プロフィール
乙野四方字の作品






この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。





