月に吠えらんねえ(9) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 110
レビュー : 6
  • Amazon.co.jp ・マンガ (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065126912

作品紹介・あらすじ

萩原朔太郎作品をキャラクター化した「朔くん」、北原白秋作品から生まれた「白さん」、室生犀星作品から生まれた犀ら、近代の詩人歌人たちが住む□街の天上松に宿った縊死体の謎を解くため、朔くんは小説街の「龍くん」に再会する。龍くんは真相を小説家の論理力で組み立てようとする。一方、天上松に宿ったもうひとつの何かと対面した白さんは……。近代詩歌俳句闇鍋的ジェットコースター、最新9巻の発売です!

感想・レビュー・書評

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  • 一回読んだだけでは理解するのは難しい。もう途中忘れてしまってるし、全巻通して何回も読んで、出てくる詩人たちの作品にも親しみ、またマンガを読む。それくらいしないとわからないかも知れない。エラい作品を描いたものだなあ…。言葉の断片はいいな、と思えるものが結構あったので、まずは引っかかった部分を大事にしたい。

  • "「小説街も…同じになったらどうなのかな」
    「死のない街に? それじゃ僕は…」
    「龍くん
    おれだってきみに死んでほしくないよ
    きみが消えたがってるおれを励ましてくれるように
    おれだって…死にたくなる前のきみに戻したい
    そのままの時間で ずっとずっと荒々しく愛おしい足踏みを続けてほしい
    みんなが…おれが みんな
    なんてね」"

    わかるようでわからない、掴めそうで掴めない。
    じわじわとし物語の根底にあったわからない部分がだんだんと形を作ってきたのはわかる。そろそろ1巻からもう一度読み直さないと。

  • 近代とは、あの時代とは何ぞやを問いかける。
    やはりこの時代にこの漫画を読める幸せを、我々は噛みしめなければならない。

  • 頭から読み返さなきゃなと思いながらここまできてしまった。
    面白いけど理解できてる気がしないよー

  • 「君を偉大な詩人たらしめているのはどこまでも一人ぼっちのその閉じた世界だ」「あてどない恋慕と底なしのさみしさこそが君じゃないか」「あの時代の若者は皆同じ病にかかっていた 近代という疾患さ」「社会の敗残者として君だけの言葉で世界を塗りつぶしてしまえ 呪詛の礫をかき分けて幽鬼より万歳を送るよ」

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著者プロフィール

四季賞2000年夏のコンテストで、応募作『孤陋(ころう)』が大賞授賞。アニメーション監督・新海誠氏の『秒速5センチメートル』のコミカライズ企画に抜擢され、月刊アフタヌーン2010年7月号から連載開始。オリジナル連載『まじめな時間』を2012年2月号から連載開始(全2巻)。日本の近代詩歌俳句を2次創作し話題を呼んだ『月に吠えらんねえ』(全11巻)は 2017年第20回メディア芸術祭マンガ部門新人賞受賞。

「2021年 『月に吠えたンねえ(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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