- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065127469
作品紹介・あらすじ
ポケットサイズの「オールカラー妖怪大百科」が誕生!
「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる先生が描いた「超精密」な、妖怪たち300体以上が大集合!
第1章「妖怪の人気者」
あかなめ、小豆洗い、油すまし、一反木綿、河童ほか
第2章「人間のような姿で描かれた妖怪」
足長手長、いやみ、鬼、ずんべら坊、のびあがりほか
第3章「動物のような姿で描かれた妖怪」
赤えい、牛鬼、九尾の狐、すねこすり、土蜘蛛ほか
第4章「人間と動物を合わせた姿で描かれた妖怪」
アマビエ、磯女、岩魚坊主、烏天狗、さとりほか
第5章「器物にとり憑いた妖怪」
雲外鏡、朧車、金槌坊、瓶長、木魚達磨ほか
第6章「火炎の妖怪」
姥火、煙羅煙羅、鬼火、蜘蛛火、野火、化け火ほか
第7章「自然物の姿で描かれた妖怪」
池の魔、こそこそ岩、木霊、タンコロリン、ナンジャモンジャほか
感想・レビュー・書評
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子供が呪術廻戦を見てて、宿儺のいわれを見ていたら
そういう本が読みたくなって探す。
鬼の本はあったけれど、ついついビジュアルから
水木しげる先生の妖怪大図鑑を購入。
文庫なのでどこへでも持ち歩ける。
哀愁漂う妖怪たちをオールカラー説明つきで読める。
悪い妖怪もいれば、何も悪さをしない、ただそこに
いるだけの妖怪もいる。一定の地方にいる妖怪は
きっとその場所で昔から言い伝えられてきた妖怪で
民俗学とも言える。絵の下に簡単な説明があるけれど
最後に呪ったり祟ったり、人間を食べたりする妖怪も
いれば、ただ驚かしてニヤニヤするだけの妖怪もいて
本当に興味深く面白い。
中に出てくるタンコロリンっていう妖怪は
以前子供に購入していたこどものともの絵本に
タンタンコロリンという柿の絵本があって、
読んでいてゴロがよくて子供も好きだったけど
それの由来はこれかぁと感慨深かった。
また磯女という南の方に出る妖怪は、長崎や熊本の
磯女は性格が狂暴で、鹿児島の磯女は絶世の美女とか
伝承なんだろうけれど、語り継いだ人間の主観が
大いに入っているなとニヤリとしてしまう。
片耳豚に股の下をくぐられると魂が抜かれちゃうから、
両足を交差させて防御とかなんだかおもしろいことが
真剣に書かれていてどこから開いても恐怖よりも
面白みが押し寄せてくる読書だった。
途中飛ばしたところもあるので秋の夜長に
ゆっくりと読もう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
水木しげる氏「百鬼夜行展」を観に行って。
薄暗い展示室に、ところどころに現れる妖怪たち。荒俣さんに京極堂さんの映像。
そして壁にかかる妖怪の緻密な絵の数々。
どっぷり浸かって、帰宅後、何かに取り憑かれたように読む。
ずっと、鬼太郎の背景って写真と思っていたんだけど!なんと全て絵だった!その細かさに感嘆。
原画はもちろん迫力なんだけど、こうやって一冊になるとまた圧巻。
細部まで書き込まれてるし、不気味なんだけど、どうしてだかどこかユーモラス。
水木しげるワールドからなかなか抜け出せず、気になる妖怪を何度も見返したりしている。
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水木しげる記念館に行って思わず買った、超楽しい図鑑。
学生の頃持って読んでた妖怪図鑑とはまた違って楽しい。
大人になった今、読んでべとべとさんとか口裂け女とか怖くなって夜眠れなくなるとかないから怖がらずどんどん読めるー! -
妖怪ビジュアル大図鑑(講談社ポケットシリーズ)
著作者:水木しげる
発行者:講談社
タイムライン
http://booklog.jp/timeline/users/collabo39698
facecollabo home Booklog
https://facecollabo.jimdofree.com/
超精密!300体超える妖怪が大集合。 -
図書館本。6歳の長男が怖い怖い言いながらも、怖いもの見たさで何度も読んでいました。私も現代風の可愛い妖怪イラストよりも、水木しげる先生のどこか湿っぽくて闇を感じる妖怪のほうが好きです。説明も面白い。
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小学生のころ見た『妖怪全百科』的な本に登場していた妖怪がたくさん見れて懐かしかったです。
当時は少し怖かったのですが、大人なって読んでみると面白かったです。
そう、数年前のコロナが猛威をふるっていたときに話題になった〝アマビエ〟も載っていました。
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面白かった。
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ちょとこわいけどおもしろかった。
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水木しげる先生が描いた妖怪画集。合計333の妖怪がオールカラーで収録されている。7つの章から構成されている。
第1章 「妖怪の人気者」
第2章 「人間のような姿で描かれた妖怪」
第3章 「動物のような姿で描かれた妖怪」
第4章 「人間と動物を合わせた姿で描かれた妖怪」
第5章 「器物に取り憑いた妖怪」
第6章 「火煙の妖怪」
第7章 「自然物の姿で描かれた妖怪」 -
御書印をもらいに調布の真光書店さんへ行った時に見つけて買った本。やはり地元ですからね。図鑑ですから読むというより水木サンの妖怪絵を楽しむということ。しかしさすがに350ほどの妖怪が集まると壮観。