- Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065127834
作品紹介・あらすじ
大好評! NHKの人気番組「ヨーコさんの“言葉”」ついにシリーズ完結です。
「ヨーコさんのような、心が自由な人がいい」「流されずに生きたい人におすすめの本」「ヨーコさんの言葉はきびしいけど心地いい」「『どう生きるか』は『どうものごとを捉えるか』だった!!」ほか、シリーズに寄せられるお便りも続々。
世界で大ベストセラーの絵本『100万回生きたねこ』の著者、佐野洋子さんによるエッセイは、鋭くておもしろい、そして本当の優しさをもっています。ヨーコさんの世界観にぴったりだと大好評の北村裕花さんの250点近いイラストも、オールカラーで収録。
第1話「とどのつまり人は食う」は恋人を略奪婚された女友達や海外で出会った初老の男性との食にまつわる切ない逸話。第2話の「先入観」で、ヨーコさんはイケメンへの考え方を180度転換します! 母親とのほろ苦い思い出を描いた「口紅」、認知症への心配が高じたヨーコさんの日々「じゃ、どうする」、そして友情の深層心理に思わず「やられた!」と言いたくなる最後の1篇。
第5弾、シリーズ完結も人生の真実に笑えて泣ける1冊です。
感想・レビュー・書評
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友達の話が心に響いた♪
私には友達と呼べる人がおらんから、友達の定義もよくわからんけど佐野さんの考える友達像が全くキラキラしたものじゃなくて「入院費貸して」とか病院から電話かけれる間柄な事が微笑ましく思えた!
ヨーコさんの"言葉"はこれで4冊目。
本も手元に長く置かないようにしてるけど、このシリーズはちょっとした時にパラパラとめくりたくなる♪ -
とても真似できない生き様だけど憧れる。
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図書館で。
佐野さんの絵じゃないんだ~ でもなんか雰囲気があってる。
でもこういう人とお友達になるのは大変そうだなぁなんて思いました。なんとなく。 -
NHKで放送されていた「ヨーコさんの“言葉”」。毎回楽しみにしていました。
絵はまるで子どもが描いたかのような、元気なタッチで描かれています。
普段生活していて、口には出さないけれど、心で感じた切ない気持ちをよくとらえて表現しており、作者の鋭い感性に引き込まれます。
人間くささ。これがこの作品のテーマなのかもしれません。
けれど、そこに一番魅力があり、この“人間くささ”を感じたく、ヨーコさんの書かれた著作をどんどん読みたくなる、そんな一冊になりました。
図書館スタッフ(学園前):ぬこ
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帝塚山大学図書館OPAC
https://lib.tezukayama-u.ac.jp/opac/volume/882991 -
2018/11/25読了
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何も考えずに、でも時間がつぶせて、少しほんわかする、
という感じでした。
イラストと文章がマッチしててとてもよいです。 -
おもしろい。かわいい。
一行に対して、一つの絵というのは、斬新なのではないか。そうでもないのか。こういい絵本いいね。
前に、たまたまテレビをつけたら、この番組がやっていた。それの書籍化みたいね。 -
佐野洋子(1938~2010 享年72)文&北村裕花・絵「ヨーコさんの言葉 じゃ、どうする」、2018.8発行。「先入観」が特に好きです。男に対して偏見がある。ハンサムで姿がいいのはバカである。見ただけでバカ、と思ってしまう悪い癖がある。一流大学出は、大人になりそこなうという強い思い込み。金持のボンは腰抜けという先入観。(中略)でも、外側や条件で人はわからない。一個一個調べないとわからない。(^-^)
佐野洋子・文&北村裕花・絵「ヨーコさんの言葉 じゃ、どうする」、2018.8発行、再読。文も勿論いいけど絵が素晴らしいですw。8話とあとがき。私は第2話(男への偏見)とあとがきの第9話(私は無駄なものが好きだった)が好きです。
著者プロフィール
佐野洋子の作品





