いとしい人と、おいしい食卓 「食べる女」のレシピ46

著者 :
  • 講談社
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065128787

作品紹介・あらすじ

「ひとはおいしい食事をすると、体が元気になる。
いとしいセックスをすると、心がやさしくなる。」
というのは、小説『食べる女』の冒頭文。
この物語を原作とした映画「食べる女」(2018年9月公開/出演:小泉今日子、沢尻エリカ、前田敦子、広瀬アリス、山田優、壇蜜、シャーロット・ケイト・フォックス、鈴木京香)の世界とリンクする食エッセイ+レシピ集です。
「おいしい食事をしていると、細胞が元気になって、五感がくっきりしてくる。そうすると、愛情やセックスについても、自分が何を求めているかがはっきりしてくる」と語る筒井さんによるエッセイには、食べることへのプリミティブな希求と、料理についての自由な精神が詰まっていて、それらが心も体も、そして人生も開放し、豊かにすることを教えてくれます。
あわせて、女優たちにもその味にファンの多い筒井さんによる料理レシピも紹介。ササッとつくれてしみじみおいしい、恋愛が深まるごはんです。

●内容
第1章 野蛮な舌と、優雅な食卓手は最高の調理道具
第2章 手は最高の調理道具
第3章 おいしい食事には、いとしいセックスがついてくる
【「食べる女」のレシピ】
前菜・サラダ編:赤玉ねぎのソテー、ホワイトアスパラのハーブボイル、いんげんのアップルミントマリネ、トマトのトマトドレッシングサラダ、鶏レバーとチコリの和え物
主菜・ご飯・麺類編:金目鯛のしゃぶしゃぶ、豚とあさりのアレンテージョ風、手羽先と里芋の煮込み、豆腐のぶっかけご飯、きのことクレソンのスープパスタ
鍋・スープ・デザート:レタスのしゃぶしゃぶ、さんま湯豆腐、ささみの蒸しスープ シノワ風、すりゴーヤとすりりんごの冷たいデザート
など

感想・レビュー・書評

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  • 食べることは好きだけど、好きよりも億劫な気持ちが上回ってて、正直今日生きる分のエネルギーに足りるんだったらもう口に入る物は何でもいいくらいの気持ち。だから食べることや料理をするのを愛している人は本当に尊敬する。
    『食べる女』に登場する女性たち、みんな筒井さんの分身なんだなと感心した。

  • 食事や献立のエッセイと、たくさんのレシピ集。

    エッセイが、何だか気忙しく感じられて、のんびり楽しく読めない。
    洗練された書きっぷりではなく、八百屋のおばちゃん口調みたいな感じ。

  • 「食べる女」がだいすき(もはやバイブルである)なのでこちらも。うーん、やっぱりかっこいい。おいしいものをおいしく食べる女でいたい。そして食べるって全然関係ないようにみえて、セクシーなことなんだな、といつも気づかされる。

  • 食にまつわるエッセイ×目新しくて懐かしくもあるレシピ の本。
    レシピのほうよりエッセイのほうが美味しそう。食レポじゃなくてエッセイなのに何でこんなに美味しそうなんだろう、すごい。

  • 脚本家の著者が書く美味しいものエピソード。カラーのレシピがキレイ。

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著者プロフィール

1948年、東京生まれ。成城大学卒業後、スタジオミュージシャン’(ヴァイオリン)を経て、脚本家となる。テレビドラマ「響子」「小石川の家」で向田邦子賞を受賞。映画も多数手がけ、「それから」でキネマ旬報脚本賞、「失楽園」で日本アカデミー賞優秀脚本賞、「阿修羅のごとく」で日本アカデミー賞最優秀脚本賞を受賞。映画「食べる女」では、脚本のほかにプロデュースもつとめる。著書に『食べる女 決定版』(新潮文庫)ほか。

「2018年 『いとしい人と、おいしい食卓 「食べる女」のレシピ46』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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