- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065129487
作品紹介・あらすじ
「シンイチ!」ペトラルカが僕の襟首を掴んだまま叫ぶ。
「妾も! シンイチのことをどれだけ好きか、分かっておるのか!?」
神聖エルダント帝国のあるファンタジー世界と日本はもう『穴』が閉じてつながっていない。今回は残った慎一ら〈アミュテック〉のメンバー達のその後の物語。
まずはめでたくミュセルと結ばれた慎一だが、一転、ペトラルカとも婚姻する事に!? なんたって絶対君主で皇帝なんだから、日本の法律なんて関係ない。式を控えて城に監禁されてしまった慎一に、さらに魔の手が迫ったりして非常に混乱した事態に……。
また、光流とエルビアという意外な組み合わせのその後は?
そして、もう一人。「はぁ……本当、みんなそれぞれで幸せになっちゃって……独り身の喪女には堪えるわ」そんな美埜里には、なんとガリウスの結婚問題回避という謎のミッションが。それぞれ、いかなる運命が待っているのか!?
感想・レビュー・書評
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[評価]
★★★★★ 星5つ
[感想]
全てが終わり、大団円と考えていた慎一に対し、ペトラルカの思いはそれどころではなかったようだ。一度、心に決めた決心を好かされたせいで大変にお冠だったようだが、そういう所が可愛いと思うよ。
最終的に言えば、ペトラルカは幼いけれども皇帝の器を持っていることには間違いがなかったということだね。後ろ盾を失った慎一達をうまく取り込み、自分の望み、友人の望みを達成したのだから流石だ。
他、2つの外伝は光流、エルビア、美埜里、ガリウスの物語になるが光流、エルビアの組み合わせは本編でも少しだけ表現されていたけど、ブルークとシェリスの馴れ初めもしれたので大満足です。最後のオチには笑ってしまったけどね。エルビア、美埜里の物語は途中で呆然としてしまったがこのような始まり方があってもよいのだろうと感じたよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
なんだ、結局ハーレム作ったのか。
というオチ。
著者プロフィール
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