- Amazon.co.jp ・本 (98ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065129548
作品紹介・あらすじ
【対象:小学中級以上】「お母さんはタコの息子を持ったおぼえはないわよ」。学校から帰ると、お母さんの頭から今にもツノがはえそう。それもそのはず。国語の漢字テストで、たったの10点だったばかりか、「鷹野龍彦(タカノ・タツヒコ)」っていう名前を書くのが面倒だから、名前の欄に「タコ」って書いたんだ。お母さんに無理やり行かされることになった書道教室には「書道子書道教室」って看板が下がっている。ショドウコショドウキョウシツ? 部屋の中にいたのは大きな筆を背負ったおばあさんだった。道子先生も、いいかげんに字を書くぼくに腹を立てたみたい。とりゃあー!という気合いとともに、ぼくの右手に「字由」って書いたんだ。その日から、あれあれ、ぼくが書いた字が、なぜだか暴走しはじめて……。
感想・レビュー・書評
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あまりにも字が汚い龍彦は、書道教室に行かされることになった。
変なおばあさんが先生の書道教室で、龍彦は「まじない」をかけられてしまった。それは、書いた字が、勝手にちがう字に変わってしまう「まじない」だった。
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字をきちんと書くのが嫌な男の子。不思議な習字教室でまじないをかけられて…。
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ちょっぴりふしぎで、ちょっぴりドキドキゾクッと。そして最後はちょっぴりほろりも。中学年から楽しめます。
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著者プロフィール
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