ワールド・インシュランス (02) (星海社FICTIONS)

  • 講談社 (2018年9月16日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784065131077

作品紹介・あらすじ

新・星雲賞作家、渾身の長編シリーズ第2弾!
イギリス最大の保険市場・ロイズの日本人保険引受人カイン・ヴァレンタイン。彼がサッカースタジアムで取り押さえたテロ未遂犯のルーマニア人女性・クリスは、母国から“78人分の人生”とも言える生体データを盗み出していた。
チャウシェスクによる独裁の終わりより数十年、いまやルーマニアは東欧の保険先進国となり、寿命投資基金・3Bが国民に健康を強いる新たなディストピアを創造していた。
3Bを崩壊に追い込むほどの価値を持つという生体データは、いったい誰のものなのか。そして、「私は、死なない」というクリスの言葉の真意とは……。
ベティの父・ネイサンの因縁も絡みつく東欧の晦冥を払うべく、余命1年の保険引受人が、“最高の誠意”を履行する――。
新・星雲賞作家が放つ近未来保険アクション、瞠目の第二幕!

感想・レビュー・書評

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  • 2作目はルーマニアの話。ベティの話が続くのかと思ったら、今度のヒロインは赤い服の似合うクリスという娘。チャウシェスクの子どもたちと呼ばれるルーマニアの孤児たちが老人になっているのだから、近未来の話なのだろう。悲惨な境遇で育った子たちなので、もしかすると老人に見えているだけかもしれないけど。この小説を読まなければ、独裁政権下でこんなことが行われていたことを、知る機会がなかったと思う。さて、小説の話に戻って、ベティたち、前作からの登場人物も活躍する場面があって嬉しいし、スピード感のある展開は相変わらず。図書館には2までしかなかったので、これが最後と思ったら、どうも3巻も出ているらしい。ベティとの関係も含めて続きが気になる。

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著者プロフィール

SF作家。ペンネームは戦国武将の柴田勝家にちなんだもの。1987年、東京都生まれ。成城大学大学院(文学研究科日本常民文化専攻)在学中にハヤカワSFコンテスト・大賞を受賞し、『ニルヤの島』で2014年にデビュー。このほか著作に、『ワールド・インシュランス』(星海社FICTIONS)、星雲賞日本短編部門を受賞した表題作を収録する『アメリカン・ブッダ』(ハヤカワ文庫JA)などがある。

「2022年 『メイド喫茶探偵黒苺フガシの事件簿』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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