女衒屋グエン (星海社FICTIONS)

著者 :
  • 星海社
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065131107

作品紹介・あらすじ

中華ファンタジーの旗手、『薬屋のひとりごと』の日向夏が星海社FICTIONSから登場! あの女衒には、秘められた謎がある!?

感想・レビュー・書評

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  • 978-4-06-513110-7
    C0093¥1400E.

    女衒屋グエン(ぜげんやぐえん)
    星海社フィクションズ ヒ2-01
    2018年9月14日 第1刷発行

    著者:日向夏(ひゅうがなつ)
    発行所:株式会社星海社
    発売元:講談社

    ノンブル
    本についている栞が有りがちな紐のしおりではなく細いリボンの様、きれいな青でSEIKAISHAのプリントは銀色。初めて見たなぁ。

    星海社初めて聞くような気がします。ISBN番号では06ですから講談社の番号です。これは発売元が講談社だからなんですね。
    発行所と発売元が同じではないんだな・・。
    ------------------
    手にした理由

    「薬屋のひとりごと」で、日向夏氏の作品を楽しみましたので、こちらも偶々目にしたので、読んでみることにしました。他にも学園モノっぽい表紙の本が有りましたが、それはたぶん(私の)苦手分野だろうと、こちらを選びました。作者さんが描きたいものは、そのどちらなのかはわかりませんが。--------
    裏表紙より
    今宵も妓館「太白楼」は眠らない。
    とある花街のとある一角、遊女たちは春をひさいで生きていた。
    生娘のまま女ざかりを過ぎてしまった静蕾(ジンレイ)
    勝ち気で反抗的な万姫(ワンジェン)
    別れた男に囚われ続ける思思(スースー)
    そして西施(シーシー)、この世界を統べる美しい主。
    冴えない女買いの男・虞淵(グエン)
    下働きの醜い少女・翡(フェイ)を徒える彼女もまた、大きな秘密を抱えていた。
    そんなある日、都から届いた一通の文が妓館の運命を揺るがしていく。偽りだらけのこの街で、本当の幸せとは一体何か?
    遥か古都の遊郭を舞台につづられる、儚い色さと模様の幕が上がる。
    ---------------
    装画:鈴木健也 
    2018年の出版物ですからこのあと数年して逮捕ってことなんでしょうね。
    -----
    序幕
     1 静蕾
     2 万姫
     3 思思
     4 一琳
     5 翡翠
    終幕
    あとがき
    -----------
    楽しめました。それぞれの事情、成り行き。幸せになってほしいと思いつつそれぞれの章を読みました。

    残念なのは、画がねぇ…。好みの問題と言われればそれまでだけど、女の描写に文章では「黒髪の・・」とあっても、緑色wせめて 誰これ?て思うようなのは無しだよ。って思いました。装画をだれにするか選ぶのは誰か知らんけどw
    奥付に編集担当、編集副担当と名前書きされているのになぁ。
    ご本人がこの手の画を得意か好きかは別にして、橋賢亀さんだったらよかったのになーと勝手に残念がっていました。
    珍しいタイプの栞の本でした、きれいな青で、きっと翡のドレスの色のイメージなのかな。

  • 色々ツッコミ処はありますが、一気に読んでしまいました。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説家、ライトノベル作家。2012年に「小説家になろう」に投稿していた『薬屋のひとりごと』が書籍化され、デビュー。同作は2種類のコミカライズされ、ねこクラゲ作画の作品は「次にくるマンガ大賞2019」でコミックス部門の1位、倉田三ノ路作画の作品は「Google Play Best of 2019」のユーザー投票部門にノミネート。23年にアニメ化された。

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