新装版 はやぶさ新八御用帳(九) 王子稲荷の女 (講談社文庫)

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  • 講談社
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065131343

作品紹介・あらすじ

大晦日、王子稲荷に現れた狐火。正月を迎え、三ケ日を過ぎた頃、王子稲荷近くで殺しが起こった。神主と巫女は、女が斬り殺されるのをたしかに見たのだという。探索のため現地に赴いた新八郎だが、肝心の女の亡骸が見つからない。不可思議な事件に、狐の仕業という噂まで広まるが……。南町奉行所内与力、隼新八郎が挑む怪事件。表題作を始め、人の世の情けと理、表と裏を活写する七篇。大人気シリーズ、堂々の第九弾。

感想・レビュー・書評

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  • 著者、平岩弓枝さんの作品、ブクログ登録は2冊目になります。

    平岩弓枝さん、どのような方か、ウィキペディアで見てみましょう。

    ---引用開始

    平岩 弓枝(ひらいわ ゆみえ、1932年3月15日 - 2023年6月9日)は、日本の小説家、脚本家。長谷川伸門下。

    ---引用終了


    で、本作の内容は、次のとおり。

    ---引用開始

    大晦日、王子稲荷に現れた狐火。正月を迎え、三ケ日を過ぎた頃、王子稲荷近くで殺しが起こった。神主と巫女は、女が斬り殺されるのをたしかに見たのだという。探索のため現地に赴いた新八郎だが、肝心の女の亡骸が見つからない。不可思議な事件に、狐の仕業という噂まで広まるが……。南町奉行所内与力、隼新八郎が挑む怪事件。表題作を始め、人の世の情けと理、表と裏を活写する七篇。大人気シリーズ、堂々の第九弾。

    ---引用終了


    本作に登場する、実在した人物の生年没年が気になり、調べておきました。

    ・徳川斉昭(1800~1860)
    ・徳川家斉(1773~1841)
    ・松平定信(1759~1829)
    ・水野忠友(1731~1802)
    ・松平左金吾(1773~1856)
    ・根岸鎮衛(1737~1815)
    ・松平信明(1763~1817)

  • 王子稲荷の裏で斬られた女。しかし亡骸が見つからない。隼新八郎が挑む怪事件。痛快七篇。

  • 作品紹介・あらすじ
    大晦日、王子稲荷に現れた狐火。正月を迎え、三ケ日を過ぎた頃、王子稲荷近くで殺しが起こった。神主と巫女は、女が斬り殺されるのをたしかに見たのだという。探索のため現地に赴いた新八郎だが、肝心の女の亡骸が見つからない。不可思議な事件に、狐の仕業という噂まで広まるが……。南町奉行所内与力、隼新八郎が挑む怪事件。表題作を始め、人の世の情けと理、表と裏を活写する七篇。大人気シリーズ、堂々の第九弾。

    平成30年11月12日~17日

  • 衆道絡みの犯罪が出てくるのが新鮮でした。

    だけれどもこれは本当に読書注意の
    大変にドロドロしたものです。
    要するに関係者がアレだったために事件は起きたこと…

    本当腐ったアレにはろくなことが起きない…

    殺しが絡んでもよかったやつは
    ある町神楽で一人の男が殺された事件。

    これは事情を知れば決して
    仕立て人は責められないはずですよ。
    責められるいわれがないので…

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著者プロフィール

東京都生まれ。日本女子大学国文科卒業。戸川幸夫の知遇を得、その推薦で長谷川伸の門下となる。1959年『鏨師』(たがねし)で第41回直木賞を受賞。1991年『花影の花』により、第25回吉川英治文学賞を受賞。また、これまでの業績により、1997年紫綬褒章を、1998年第46回菊池寛賞を受賞。2004年文化功労者に選ばれ、2016年文化勲章を受章した。著書に南町奉行所内与力・隼新八郎がさまざまな事件を解く「はやぶさ新八御用帳」「はやぶさ新八御用旅」シリーズや「御宿かわせみ」シリーズなどがある。

「2019年 『新装版 はやぶさ新八御用帳(十) 幽霊屋敷の女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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