- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065131763
作品紹介・あらすじ
木下新菜はある日、バイト先のカフェの常連客だった小田朔に珈琲を褒められたのをきっかけに恋に落ちてしまう。2人は少しずつ親しくなっていき、晴れて恋人同士に。初めてできた彼氏に幸せいっぱいな新菜だけど、高2の春、小田さんが担任として目の前に現れちゃって……!!? 先生と生徒、はなれてもくっついちゃう引力ラブコメ開幕! 累計160万部越え(紙+電子)『ライアー×ライアー』の金田一蓮十郎最新作。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
先生と女子高生の恋愛なのだけれど、お互いがちゃんと現実的な視点で距離をとろうとしてるのが同テーマの他作品と違って新鮮。
特に新菜ちゃん側、逆に現実にいないくらいこの状況で冷静に動こうとしてるよね。
そうやって冷静に動けば動くほど、お互いに距離を置けなくなる運命の悪戯が重なって……っていうのが、他の恋愛ものではなかなか見ない感じで面白い! -
主人公の女子が自分に酔うタイプではなく、サラッとしていてとても好感の持てる人です。作者さんのPN由来も気になるところ。続きが気になってしょうがない。
-
木下新菜はある日、バイト先のカフェの常連客だった小田朔に珈琲を褒められたのをきっかけに恋に落ちてしまう。2人は少しずつ親しくなっていき、晴れて恋人同士に。初めてできた彼氏に幸せいっぱいな新菜だけど、高2の春、小田さんが担任として目の前に現れちゃって……!!? 先生と生徒、はなれてもくっついちゃう引力ラブコメ開幕! 累計160万部越え(紙+電子)『ライアー×ライアー』の金田一蓮十郎最新作。
-
金田一蓮十郎さんの作品は、自分と相性がよく、どれを読んでも、ああ、この作品も大好きだ…となります。この作品も一巻でベタ惚れしました。
すでに完結した『ライアーライアー』は血の繋がらない姉弟ものでしたが、新作もまた禁断の恋愛、今回は先生×生徒ものです。
金田一蓮十郎さんの作品は設定がだいぶ変化球や(社会通念上)刺激的なものが多いです。
私は個人的に先生と生徒や血縁関係、年の離れた恋愛などは地雷なのですが、なぜかこの方の作品は平気なんですよね。ベタベタしてないし、自己陶酔みたいな描写が全くなく、かつ笑いや温かさを感じます。
出てくるキャラクターも悪人がいないせいか(少女漫画のテンプレ=愛する二人の間を裂く陰険女子とか登場せず)、読んでて嫌な気持ちになりません。全て愛おしく、読後いい世界にいさせてもらったなあ、この世界も捨てたもんじゃないと感じるような話が多いです。これは作者の内面がでているのかもしれませんね。本当に素敵な話が多いです。
この新作も金田一蓮十郎さんの真骨頂で、道に反した恋を笑いと温かさで描いてます。
たまたまカフェで恋に落ちた2人が、その後学校の担任と生徒としてまさか出会ってしまった、さあ、どうしよう!というドタバタラブコメです。
ヒロインは悲劇のヒロインぶることなく、展開は切なさと笑いに満ちています。2人は理性的に別れを選び、淡々と実生活を送ろうとしますが、なぜかうまくいかず…という感じです。
先生が、彼女が高校生と知った時に語るところ「生徒が教師に対して大人への憧れを恋と勘違いするのはまだ分かるけど、教師がそれに応じるなよ、と常々思っていて…」のシーンが好きです。ほんとそれ、と思いながら読みました。こういう風なセリフを男性キャラに言わせるところがこの作者の作品の良いところだなあ。この方の描く男性がほんと素敵です。
続きも絶対読みます。 -
溢れかえっている先生モノの中でも、ありそうでなかったタイプ!こういうのを私は求めていたんだ!
先生だと知らないで付き合って、そのまま隠すのではなくきちんとその後のことまで考えて行動しているあたりが素晴らしい。
お互いを思いやる感じがきゅんきゅんしてたまらない。