龍帥の翼 史記・留侯世家異伝(10) (講談社コミックス月刊マガジン)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 75
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・マンガ (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065132005

作品紹介・あらすじ

『修羅の門』『修羅の刻』『海皇紀』‥稀代のストーリーテラー川原正敏最新作は、紀元前中国が舞台。秦末の動乱期に覇を争った項羽、そして劉邦の生きざまを描き出す歴史絵巻。主役には天才軍師・張良を据え、偉丈夫達の興亡を紡ぎだす!

一時は策を失するも、劉邦の将としての器と張良の機転により、宛を下した劉邦軍。関中に入るため、武漢を目指し西進を続けるがその後方には、章邯を降伏させた項羽が迫る‥‥残された刻は僅か。機先を制すべく張良がとる策は!?

感想・レビュー・書評

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  • 武関を抜けて、関中へとたどり着いた劉邦軍。関中での第一歩を記した劉邦の「土地はなんだか黄色いな」が、意識せずとも未来を見ているようなセリフですかね。

    宦官・趙高の専横によって求心力が低かった秦軍。いってしまえば、張良の策はそこに付け込んだはったりでした。
    ところが、その趙高が殺されたことによって、一体化した秦軍。

    にわかに強化された秦軍。圧倒的な武力で進軍中の項羽。
    軍事力が急激に増えるわけでもなく、項羽より咸陽に先着するための時間もない。さて、張良の打つ手は?

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著者プロフィール

8月17日生まれ。広島県三原市出身。代表作に『修羅の門』『修羅の門 第弐門』『陸奥圓明流外伝 修羅の刻』『海皇紀』『龍帥の翼 史記・留侯世家異伝』がある。1990年、『修羅の門』で第14回講談社漫画賞受賞。趣味は草野球。

「2023年 『陸奥圓明流異界伝 修羅の紋 ムツさんはチョー強い?!(7)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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