文庫版 ルー=ガルー2 インクブス×スクブス 相容れぬ夢魔 (講談社文庫)
- 講談社 (2018年11月15日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (978ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065132074
作品紹介・あらすじ
前回事件の被害者・来生律子の許を訪れた作倉雛子は、小壜に入った毒を託し、姿を消した。相次ぐ殺傷事件と三十数年前の一家惨殺事件との奇妙な符合。少女たちは再び動き出す。戦慄の近未来ミステリ。
感想・レビュー・書評
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近未来の情報統治された世界で起こるSFアクションミステリ第2弾。
14歳の少女達が悩んだり戸惑ったりしながら(しない奴も数名あり)、ダメな大人達のすごく嫌な計画と戦って打ち破り、夢や現実に突き進む。
コミュニケーションって?生きるって?死ぬって?夢って?という現代人もつまずきがちな問題が、発展・進歩した世界では、余計に難しいらしい。動物を殺さずに食糧問題を解決し、武器も争いも(表向きは)なくなり、医療等も飛躍的に高度化してるのに、みんな「楽しく生きている」ようには全然見えない。多分それは、今の人間である私の主観でしかないですが。
こう書くと変な話に思われるかもしれませんが、京極夏彦は絶対裏切らない。
やや前半のテンポが悪いですが、中盤からギアはどんどん上がっていきます。 -
前作があまりにも面白かったので、続編があると知り即購入。前作で残された謎が回収されていきつつ、また怪しげな人たちが登場して別の謎があらわれる展開。しかし最後まで、歩未の存在に謎があるので、また続編がでるのではないかと期待しているところ。
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再読。
なんやかんやで単行本も、ノベルズ版も、旧版の文庫も持っているのだが、新しくなるとつい買ってしまう……。
それでも旧版からはかなり時間が経ってるんだよな〜。月日が流れるのは早いわ〜。 -
小壜に入った未知の毒を托された少女たちは、再び世界との闘いに立ち上がった!
著者プロフィール
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