公卿の罠 公家武者 信平(四) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 90
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065132272

作品紹介・あらすじ

信平に出奔の疑いあり!? 公家出身の旗本・松平信平、もはや出世の道も断たれるか? 
信平の領地、岩神村に非常事態が連続する。青々とした稲が枯れ、代官は毒を盛られ、米盗みの疑いで村民が捕らえられる。隣村を預かる旗本が詫びの印として求めたのは、信平の隠居か鷹司家秘蔵の陶器だった。やむを得ず公儀に内密で領地へ赴く信平を更なる試練が襲う。「公家武者シリーズ」おもしろさ倍増の第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 安定の面白さ、痛快という言葉がぴったりの小説。
    シリーズ全巻持っています。
    巻の終わり方が絶妙なので、次は?次は?!と、Kindleで連続購入を続けた結果、出会いから数日で全巻通読したのを覚えています。
    次回作もとても楽しみです。

    過去には「彩雲国物語」を、今か今かと新刊を待ち続けていたことがあります。
    信平シリーズもいつかは終わってしまうのでしょうが、当時と違い電子書籍で購入しているため、思い出した時に気軽に読み直せるのが嬉しいです。が、読み出すと、先に書いた通り続きが気になる(何度読んでも、何故か続きが気になる)ので、今は自重しようと思います。

  • 福千代さまのご兄弟はできないのかしら?

  • 新シリーズ第四弾、前巻の続きから?
    中編一編と短編二編で最初は逆恨みした元公家の親娘の領地を巻き込んだ策謀、大勢に囲まれた弓矢で負傷するとは
    後は浪人の恋の成就の手助けと、追放された放蕩の藩主の子供を思う心、そして悪人が出てこない軽い話

  • セカンドシリーズ第四弾。

    第三話の「庭の天狗」が好きですね。
    福千代が、本当に良い子で心がほっこりしました。
    ラストは何だかエライ事が起こった感じで終わったので、続きが気になります。

  • 治める領地の稲が枯れた上、領民の不祥事で信平は窮地に。信平を陥れる陰謀の主とは?

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著者プロフィール

ささき・ゆういち
1967年広島県生まれ、広島県在住。2010年に時代小説デビュー。「公家武者 信平」シリーズ、「浪人若さま新見左近」シリーズのほか、「身代わり若殿」シリーズ、「若旦那隠密」シリーズ、「若返り同心 如月源十郎」シリーズなど、痛快な面白さのエンタテインメント時代小説を次々に発表している人気時代作家。本作は公家武者・松平信平を主人公とする人気シリーズ、その始まりの物語第11弾!

「2023年 『町くらべ 公家武者 信平(十四)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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