- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065132500
作品紹介・あらすじ
貧乏な生活を送る高校2年生・上杉風太郎のもとに、好条件の家庭教師アルバイトの話が舞い込む。ところが教え子はなんと同級生!! しかも五つ子だった!! 全員美少女、だけど「落第寸前」「勉強嫌い」の問題児! 風太郎は、超個性的な彼女たちを「卒業」まで導けるか──!?
「落第寸前」「勉強嫌い」の美少女五つ子を、アルバイト家庭教師として「卒業」まで導くことになった風太郎。トラブル続きだった期末試験。自身の力不足を理由に、風太郎は家庭教師を退任しようと決意する。しかし、家を出てまで教えを乞う五つ子たちの覚悟を目の当たりにし、家庭教師を継続することに。次こそは「全教科赤点回避」! 風太郎と中野家五つ子の楽しい一年が幕を開ける──!!
感想・レビュー・書評
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ヤバいめちゃくちゃ面白い。 テスト期間中の四葉のエピ可愛過ぎて泣けたしラストの二乃にときめかんやつおるん?あれ可愛すぎる。反則
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髪切った二乃かわいい。
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最後の試験シリーズめっちゃ好き。最後の試験が四葉の場合、めっちゃいいんだよなぁ。観覧車で勉強するところ含めて。このあたりの構成は本当にうまかったと思う。
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物語がどんどん加速していく!
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「俺は俺のやりたいようにやる お前たちを進級させる この手で 全員揃って笑顔で卒業 それだけしか眼中にねぇ!」
風太郎の決意表明とともに、いよいよ始まった期末試験。試験を五つ子それぞれの視点から描く構成が素晴らしい。五回全部がクライマックスと言っても過言ではない盛り上がり。
三玖が二乃からチョコ作りを教わるシーンがよかった。自分の苦手なところを、得意な人に頭を下げて教わるってなかなかできないよね。真剣な表情の三玖をやさしく見つめて教える二乃も素敵。みんな公平に、だからこそ自分から掴みにいく。三玖の瑞々しい気持ちと行動力がいいよね。
前の学校で落第してしまい、姉妹全員で転校をさせてしまった四葉。明るい態度の下に隠された深刻な劣等感。落第のことを風太郎に見抜かれたことも四葉はショックだっただろうね。ただ、二人体制のきっかけとなり、
「今度は…お前がみんなの手を引いていくんだ!」と言われたことは大きな希望になったと思う。報われて本当によかった。
五月が墓参りで出会った母の教え子・下田。教師に憧れて塾講師になった彼女の話を聞いて、進路を決めようとした五月へのこの言葉に痺れる。
「母親に憧れるのは結構 憧れの人のようになろうとするのも決して悪いことじゃない 私だってそうだしな だがお嬢ちゃんはお母ちゃんになりたいだけなんじゃないか?」
この一言があったからこそ、先生を目指す理由を再確認できたのだと思う。風太郎へ素直に感謝の気持ちを伝えられたのも成長を感じる。
そして、ラストの二乃!衝撃の引き!このあたりから二乃株が高騰してきてどんどん可愛くなってくる。今まで揺れていたけれど、芯が座って一気に成長してきていいよね。