ダンジョン・シェルパ 迷宮道先案内人 1 (レジェンドノベルス)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 18
感想 : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065132586

作品紹介・あらすじ

迷宮道先案内人(ダンジョン・シェルパ)。それは、迷宮探索及び攻略を目指す冒険者たちの手助け――道案内兼荷物持ちを生業とする者たちの総称である。
 タイロス迷宮でシェルパとして活動しているロウは、若いながらも腕利きとして高い評価を受けていた。
 ある日、都で勇名を馳せている勇者のパーティ“宵闇の剣”が迷宮の攻略にあたることになり、ロウに組合(ギルド)を通じて、シェルパの依頼が来る。父親を亡くし、幼い妹と二人暮らしのロウは長い期間家を空けることを嫌って今回の依頼を固辞しようとするが、パーティ側の出した「経験豊富かつ優秀なシェルパであること、自身が冒険者の経験があること、愛想がよく丁寧な応対ができること」をの三つの条件を満たしているシェルパはロウしかおらず、リーダーのユイカの直々の説得もあって、渋々ながら依頼を受けることになる。
 “宵闇の剣”のメンバーは迷宮探索にも強気の姿勢を崩さなかった。なかでも、ユイカを「姫」と呼ぶ軽戦士のベリィはまだ若いロウの実力を完全に見くびっていた。ベリィ以外のメンバーも、武骨な遊撃手のヌークに年齢不詳の賢者のマジカンと、曲者がそろっている。苦難を予想したロウだったが、メンバーの腕前は確かなものだった。王都で名を馳せただけのことはある。しかし、ちょっとした油断がかつてない災難となって、ロウとパーティを襲うのだった。

感想・レビュー・書評

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  • 元冒険者で現在迷宮案内人のシェルパをしているロウ。妹マリエーテを養うため、日銭を稼ぐ。
    有名パーティ宵闇の剣のユイカらとともに迷宮最下層攻略を。
    48階層のオアシスでキャノンバインもどきの毒にやられ撤退。その際のやりとりでユイカに惚れられる。
    2度目のダイブで地下50階層に到達、リッチを倒した直後の迷宮改変に巻き込まれ、パーティは分断、ロウとベリィは仲間から孤立する。
    重戦士ロウの重銀ロングコートとブロードソード、ベリィとの共闘でミノタウロスを倒す。そこに2体のガーゴイルが近づいてくる。

  • 迷宮の案内人として働くロウは、妹のため今日もかわいい妹のために危険を冒すが、新しい依頼は……。マンガ読んでなかなか面白かったので購入。次巻も読みます。
    レジェンドノベルスは、意外な作品を出してきそうな雰囲気があるので、ちょっといくつか買ってみよう……と思ったのは、店頭で品薄だと知ったこともあります。

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著者プロフィール

横浜市在住。ふと思い立って、2012年ごろから『小説家になろう』などのウェブサイトに小説を投稿し始める。2016年10月に『安定志向の山田さんによる異世界転生』でデビュー。

「2020年 『ダンジョン・シェルパ 迷宮道先案内人 3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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