はりねずみくんの あかいマフラー (講談社の創作絵本)

  • 講談社
3.32
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本棚登録 : 192
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065133651

作品紹介・あらすじ

寒がりのハリネズミくんは、ばあばから手編みのマフラーをプレゼントされます。すぐにくるんと巻いて外に遊びに出たハリネズミくん。広場でおともだちのりすくんやうさぎさんと出会って、いっしょに遊んでいるうちにマフラーをはずしてしまいました。おうちに帰る途中で、マフラーがないことに気づいたはりねずみくんは、急いで広場に戻りましたが、マフラーがありません。泣き出したハリネズミくんに……。4さいから

感想・レビュー・書評

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  • 色鉛筆で描いたような淡い色調に、やさしい雰囲気を感じながら、体も心も温かくなる素敵な物語でした。

    とにかく、はりねずみくんのあらゆる表情が可愛らしく、その丸々とした体と相まって、とても魅力的に感じられたのが、まず印象的でした。

    特に、初めてマフラーを巻いたときの、はりねずみくんの表情には、読んでいる私も温かくなったし、やはり可愛らしい。

    また、途中の悲しい展開での青を基調とした、もの悲しさや、その後のひつじばぁばの家の中のシーンの暖色系でまぶした温かさといった、絵本としての表現がメリハリのあるものに感じられたのも、良かったと思います。

    個人的には、ひつじばぁばの家の中にかかってる、みんなが仲良くしている額縁にほっこりするものを感じたり、物語のその後が味わえる裏表紙の絵柄には、はりねずみくんの自分が受けたやさしさに対する恩返しを感じられ、また温かい気持ちになりました。

  • 可愛い。はりねずみくんもはりねずみくんのおばあちゃんも。ほっこりするお話。寒い日に、ストーブでぽかぽかしながら、白の手編みのひざ掛けをして読みたい本。

  • 可愛らしいお話です。ハリネズミ君の気持ちが5歳の子供にもよく伝わったようです。

  • 図書館本。2020年読売こども新聞イチオシ100冊から。お気に入りのマフラーを失くしてしまうも、マフラーは届けられていた。今年の読売こども新聞イチオシの方が低学年向けも中学年向けも難しい気がする。

  • 装丁/田中彩里

  • はりねずみくんが、もらったマフラーをなくしてしまう

    C8771

  • 表紙でひとめぼれし、中身もとってもかわいい絵とお話し素敵です♪

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著者プロフィール

1992年、東京藝術大学大学院美術研究科デザイン専攻修士課程修了。2001年、イギリス、ウォルバーハンプトン大学大学院美術研究科修士課程(MA)修了。帰国。作品にイギリス滞在時に出会って、愛らしさに夢中になったハリネズミさんを思い起こしながら描いた『はりねずみくんの あかいマフラー』『はりねずみくんの ねがいごと』『はりねずみくんの ゆきだるま』(いずれも講談社)がある。

「2023年 『ちびくまくんと おほしさまの き』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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