- 本 ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065134368
作品紹介・あらすじ
山の民〈南稜七ツ家〉の二ツは、秀吉軍に敗色濃厚な柴田勝家より、御方様を城より無事助けるよう、依頼を受けた。それは、二ツと秀吉を守る森の民・錣一族及び謎の老婆久米との、長く壮絶な戦いの幕開けであった。「荒唐にして無稽、しかしながら息もつがせぬ興奮の連続、こは山田風太郎奇跡の復活か」と、浅田次郎氏絶賛の、戦国の闇を舞台に縦横無尽にくり拡げられる長篇時代小説の傑作。
感想・レビュー・書評
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とうとう嶽神シリーズを読み終えてしまった。
無坂、二ッ、月草、多十達ともお別れだ。この半年大いに楽しんだ。それだけにひどく淋しさを感じる。こんな事は私の読書人生で初めて。
改めて長谷川卓氏の逝去を残念に思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
すごくよかった。
史実とは違う展開に驚きと先に読みたいという文章。
嶽神があまりよくなかっただけで後のは全て面白い。
どうでもいい自分が図太く生きている。
世の中うまくいかないなぁと思うぐらい続きが読みたい。
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嶽神シリーズはとにかく全部面白い
これほど夢中になれた小説は近年無かった気がする、今はただ長谷川卓氏の冥福を祈るばかりである…こんなにも素晴らしい小説を世に送り出してくれてありがとうございます。 -
嶽神シリーズ最終刊。七ツ家の二ツが主人公。秀吉の天下取りの前に、崩壊する北条の風魔。
日吉こと秀吉を守る錣一族との死闘が繰り広げられる。 -
江戸時代も行けそうだ
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天下人豊臣秀吉の出自の謎を巡る忍者衆の死闘。躍動する戦国時代伝奇小説最高の到達点。
著者プロフィール
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