綺羅の皇女(2) (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065137215

作品紹介・あらすじ

華麗なる和風王朝ファンタジー、幕開け!

皇族ながら、両親の愛を知らずに修道尼院で育った皇女・咲耶(さや)。真秀皇国(まほらこうこく)の皇帝しか見るはずのない予知夢を見る咲耶は、それを他言することを厳しく禁じられていた。隣国に嫁ぐため渡海したある日、夢で故国の惨状を知るも、咲耶は知らせる術がない。しかし――。権謀渦巻く皇国で、特異な生を受けた少女の運命は!?

~~主な登場人物~~
咲耶(さき): 真秀皇国の皇帝・凰輝の従姉。予知夢を見る十六歳の少女。
凰輝(おうき): 父で前帝の寿鳳(じゆほう)を早く亡くし、幼くして皇帝に即位。
汀子(みぎわこ): 咲耶の母で、皇帝の身の回りの世話をする女官長。
才明(さいめい):西海国の皇帝。咲耶と婚約を予定している。
サード:才明に仕える、心優しき謎めいた美丈夫。

感想・レビュー・書評

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  • 話しとしては、とりかえばやか?
    ただ、物語世界の設定がアンバランス、こなたは、平安時代後期、かたや、クローンあり、移植医療が可能な所。
    作者に文句を言っても仕方ないから、落ち着かない気分の読者がいると言いたい。
    もっと知りたいのは、後顧の憂いを祓うために咲耶を王妃に迎えたい才明王が、自ら出陣する相手とは、どんな国ののか?
    神話世界と現代世界が同期するまさに、ファンタジーかな。

  • 1.2巻読了。咲耶が非常に箱入りのお嬢さんで甘っちょろい。
    周りの支えが凄いのでなんとか読めますが、状況は過酷なのにさっぱり成長しないのでイラッとします。
    真秀と西海の化学力の差が凄過ぎる事も気になります。生命科学だけ突出して優れてるなんてありえないので違和感が酷い。
    そして母の執念が怖い。

  • 一気に二巻まで読了。

    正妃候補として西海国に旅立ったものの、故国の災害を予知して舞い戻った咲耶。
    相変わらず領民を救いたいという気持ちにかられ行動するのだが、思うように助けることができない。
    そのうえ、自分を亡き者にしようとする母親から逃げ回らなければならなくなる。
    何か陰惨な感じになってきた。

    咲耶の侍女を装って従うサードも、いずれ「本家」の才明王と対決することになるんだろうなあ、と予想するが如何?

    2018年に2冊まとめて出て、その後続巻は出ていない模様。
    大河シリーズにならなければ、もう少しお付き合いできるかもしれない。

  • 2巻。わくわくするというよりは、はらはらする。
    2020/5/10

  • この女性がどうにもいまいちなんだよな。中途半端に首を突っ込むから、すべてを悪くしているようにしか見えないというか。もっと違うやり方をすべきじゃないかと思うのだが。しかし、母親がひどすぎる。

  • 新しいキャラクターも増えて
    話に厚みが出てきたところだが
    水神のところなどもう少し丁寧に描いて欲しかったかな
    どういうふうにしてああいう結果になったのか
    とか

  • ヒロインがびっくりするほど地頭が悪い。
    1巻は純朴なだけだと思っていたけれど、ただのバカなのでは? と思うほど後先考えない感じがなんとも。
    中高生向けのファンタジーノベルズシリーズを完結させた人なのでちょっと期待して読んだけど3巻を読むかは微妙なところ。
    ヒロインのために付き従った人たちがいい一揃いなので彼女のおバカのせいでこれ以上ひどい目に遭ったり不幸になったらいたたまれない。
    でも、継母の汀子の悪女ぶりにワクテカするのでどこまでヒロインを苛め抜くのかは楽しみである。

  • 色々起きているのだが印象に残らず、ちょっとずつ物語が進んでる、っていう印象。

    お母さんの性悪さだけはかなりましたイメージ笑

    2019.2.23
    36

  • 2019/1/27

  • あれだけのことをされておいて、まだ相手を憎むのは(自分が)卑しいからとか言っているヒロインがお人好しすぎてイライラする。さっさとあのお母ちゃん殺しちゃえばww とか思わなくもないが、そう簡単にも行きそうもない流れに……。
    とりあえず、先が気になるので待つ所存。

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著者プロフィール

宮乃崎桜子

「2018年 『綺羅の皇女(2) 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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