世にも奇妙な君物語 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1690
レビュー : 179
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065137222

感想・レビュー・書評

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  • 朝井リョウの描く、世にも奇妙な物語。思わずその場面を振り返りたくなった。
    ただ、趣味で見てるサスペンス映画よりも衝撃度は少ない。字面で追っていくと展開がゆっくりになると自分が感じているからなのかな。1つめの物語の終盤の高揚感はとてもよかったし、2つめ、3つめも最後のオチで「あ〜そう来るか」みたいな、主人公や登場人物に対する印象がガラッと変わる場面が描かれていたのは良かったと思う。ただ、サスペンス映画オタクからすれば、映画「メメント」を超える作品に出会えない。
    「桐島、部活やめるってよ」の時から、人がどのように他の人に映っているか、1人の人が関わる人毎に与える影響を描くのが上手な作家だと思っていたので、人が何人も絡み合っている作品の方が楽しめると思った。

  • 80ページ以内の短編が5作。世にも〜らしい、オチを楽しめるお話ばかり。小説というよりは映像を小説化したようなかんじかな?映像化されることが前提にあるような説明文がやや多く、少し読みづらさを感じるところもあったかも。

    最後の話は…発想は面白いなあと思ったものの、具体的に顔が連想できる固有名詞は出さない方がよかったかも。だって名前が出てる方たちが脇役のポジションをどう捉えているかなんて誰にもわからな…
    あ、そうか、これも奇妙な世界の中なのか。現実と混ざってて境界線がわからなくなっちゃってたわ。だとしたらぜひお名前の出てる役者さんに演じてもらって映像化してほしいなあ。

  • 「世にも奇妙な物語」の朝井リョウ版。

    ラストのどんでん返しが予想しない形で待ち受けてるのは面白かったけど、内容は気持ち悪い…

    リア充裁判ではパリピ風SNSをコミュ力の評価に使えるなんて思ってる人いるの?とか、ネットニュースを書いてる母親のマネを悪意なくしてくる息子とか。

    シェアハウスの話もホラーだったけど、ネットニュースの話もホラーだったと思います。

  • 待ちに待って読んだ。
    「世にも奇妙な物語」を朝井リョウなりのオマージュで書かれた本作。
    それぞれいかにも「世にも」な雰囲気の奇妙な物語で、それを朝井リョウが書いたということが最大の魅力なんだろうなと感じた。
    これはシリーズ化してほしい。

  • 世にも奇妙系は怖いので読まないぞと思いつつ朝井リョウだから違うか?と思い読み始め。

    結果……最後まで読んでしまった♪

    最後の章になって最初から読み直し☆楽しく読めたけど、読後はやはりあまりよくないので☆3

  • 著者の社会に対する風刺がいっっっっぱい練り込まれた奇妙な作品。奇妙なんやけど、グサグサ刺されたわ。本当に2時間のアレ見てるみたいで。
    " 13.5文字しか集中して読めな "
    タイトルだけで風刺よな。朝井氏のセンス。

  • 朝井さんは、物語にリアリティを持たせるエピソード部分が秀逸で、いつも感心してしまう。実際のところは確かめようはない、いわゆる人の裏の顔についての描写なのですが、「こういう人いるよなー」と思ってしまう。さじ加減が絶妙なのです。

    エピソードに関するセンスは、「世にも奇妙な物語」のオマージュである本作品にいかんなく発揮されていると思います。本家「世にも奇妙な物語」の脚本も書けるんじゃないか。と思わせるほど、楽しめました。

  • 20190713読了。世にも奇妙な物語が好きな筆者がタイトル通り、世にも奇妙な物語を書いた話。おもしろかったし、読みやすくて、すらすら読めるけど、あんまり期待値を高く読まない方がいいかもしれない。

  • 一気に読めたけど、、、ちょっと物足りなさが。

  • シェアハウス、ネットニュース、モンペ、、イマドキのよく聞く話題をモチーフに描かれる短編集。
    1話目は気を抜いており最後で衝撃。その後はどこでどんでん返されるか注意しながら読み進めたが見破れず。
    期待した通りのエンタメ感。

著者プロフィール

朝井 リョウ(あさい りょう)
1989年、岐阜県生まれの小説家。本名は佐々井遼。早稲田大学文化構想学部卒業。
大学在学中の2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、後年映画化された。
大学では堀江敏幸のゼミに所属し、卒論で『星やどりの声』を執筆。2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少。『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。
その他代表作に『少女は卒業しない』、映画化された『何者』がある。

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