世にも奇妙な君物語 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社
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本棚登録 : 1577
レビュー : 167
  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065137222

感想・レビュー・書評

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  • TVドラマの「世にも奇妙な物語」が大好きだという朝井さんが描く。1 シェアハウさない 2 リア充裁判 3 立て! 金次郎 4 13.5文字しか集中して読めな 5 脇役バトルロワイアル の5編、5は1〜4の話が絡んでいる。
    女性が書いているように思えた、女性の心理とか。2や3はオーバーながらもあり得そうな話もあり、毒をうまく捉えていましたね。5は解説風で「あるある」、こちらは人間をよく見ていますね。全体通して、おかしな世界、楽しく読めました。

  • 世にも奇妙な物語そのものの世界観でした。

    奇妙で、不思議で。
    どんでん返しがあり。

    わかりやすく楽しめるエンタメ作品。

    一冊にまとまってるからこその仕掛けもあり。

  • 短編の話しが5話。
    内容は最後以外読みやすかったです。
    『立て!金次郎』は感動。
    『13.5〜』はそー来たか!で面白かったです。

    世にも奇妙な物語りはここ数年見てないのですが、そのドラマが好きな人は手にとって読んでもいい小説かなーと思いました。

  • テレビの「世にも」好きには人にオススメ。
    サスペンス調、コミカル、シニカル、な話の役回りまで再現しているよう。

    著者の、現代人の思考とか動作を描写するところが本当に巧いなぁと思う。

  • まさに世にも奇妙なの世界でした。
    どの話もオチがしっかりしていて、暇つぶしに読むのにもってこいです。短編が5個かと思いきや、最後の話で繋がるという楽しい仕掛けもあります。
    脇役っぽい事を言ったら脱落していくという話ですが、確かに!と思うところがたくさんあり笑えました。

  • ミステリーやSF、不思議なお話が好きなのであらすじに惹かれて買ってみました。
    それぞれの話に、思いもよらない展開があるのは確かなんですが、個人的にはもう少し予想できなかった展開を期待してました。こう、どんでん返しがすごい!みたいな。あまりそんな風には感じられなかったので星は3つです。

    テレビでも放送している「世にも〜」の類なので、世界観も普通でサラッと読みやすい作品です。
    万人にオススメできると思います。

    特にオススメしたいのは、ミステリー初心者、現実的な話が好きな人。
    あまりオススメしないのは、凝ったミステリーが好きな人、変わった世界観の話を読みたい人です。

  • 短編集が苦手と気が付いた今年の終わり。
    表題のままにちょっと奇妙な…
    もとい、ちょっと皮肉った話の5本立て。
    「何者」のときも思ったんだけど、朝井さんの文体が馴染まないみたい。
    根本的かつ個人的な問題
    今年の20冊目
    2018.12.15

  • 初読 ★3.5

    「オチがすごい!」の帯のコピー、
    こういうの身構えて半減しちゃうからヤなんだよ
    でも実際これで読んでみよっかなと思うから難しいよねー

    と読み始め、読み終わった時点で「なるほどね!」
    これはなるほど、なかなか、

    一話目の「シェアハウさない」
    この「オチ」のなんとも言えない、アレを
    最終話でむにゃむにゃ、と。

    「リア充裁判」は好き。

    「脇役バトルロワイアル」の、ちょっともう、この人選!w

  • 朝井リョウの描く、世にも奇妙な物語。思わずその場面を振り返りたくなった。
    ただ、趣味で見てるサスペンス映画よりも衝撃度は少ない。字面で追っていくと展開がゆっくりになると自分が感じているからなのかな。1つめの物語の終盤の高揚感はとてもよかったし、2つめ、3つめも最後のオチで「あ〜そう来るか」みたいな、主人公や登場人物に対する印象がガラッと変わる場面が描かれていたのは良かったと思う。ただ、サスペンス映画オタクからすれば、映画「メメント」を超える作品に出会えない。
    「桐島、部活やめるってよ」の時から、人がどのように他の人に映っているか、1人の人が関わる人毎に与える影響を描くのが上手な作家だと思っていたので、人が何人も絡み合っている作品の方が楽しめると思った。

  • 80ページ以内の短編が5作。世にも〜らしい、オチを楽しめるお話ばかり。小説というよりは映像を小説化したようなかんじかな?映像化されることが前提にあるような説明文がやや多く、少し読みづらさを感じるところもあったかも。

    最後の話は…発想は面白いなあと思ったものの、具体的に顔が連想できる固有名詞は出さない方がよかったかも。だって名前が出てる方たちが脇役のポジションをどう捉えているかなんて誰にもわからな…
    あ、そうか、これも奇妙な世界の中なのか。現実と混ざってて境界線がわからなくなっちゃってたわ。だとしたらぜひお名前の出てる役者さんに演じてもらって映像化してほしいなあ。

著者プロフィール

朝井 リョウ(あさい りょう)
1989年、岐阜県生まれの小説家。本名は佐々井遼。早稲田大学文化構想学部卒業。
大学在学中の2009年、『桐島、部活やめるってよ』で第22回小説すばる新人賞を受賞しデビュー、後年映画化された。
大学では堀江敏幸のゼミに所属し、卒論で『星やどりの声』を執筆。2013年『何者』で第148回直木賞を受賞。直木賞史上初の平成生まれの受賞者であり、男性受賞者としては最年少。『世界地図の下書き』で、第29回坪田譲治文学賞受賞。
その他代表作に『少女は卒業しない』、映画化された『何者』がある。

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