金田一少年の事件簿外伝 犯人たちの事件簿(4) (講談社コミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065137956

作品紹介・あらすじ

やめろ金田一! みんなの前で俺のトリック暴かないでくれ…!! SNSで大反響! 金田一少年に謎を全て解かれた”犯人視点”スピンオフ!

BOOK☆WALKER主催の犯人総選挙で堂々第1位にランクされた、金田一の最大最強のライバル・地獄の傀儡師が登場! 累計70万部突破の“犯人視点”スピンオフ第4巻、ついに犯人が負けないかも知れない!! 今回も単行本でしか読めない「おまけ」漫画をタップリ収録!!

感想・レビュー・書評

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  • 高遠編では笑いとつっこみ所が多々有り、
    所見では頭の中が中々整理出来なかったです。

    魔神遺跡では
    家政婦に思わず応援していました…。
    読んでいる最中は
    彼女が病で死にかけている事は
    すっかり忘れていました………。

  • あいかわらず犯人たちの苦労に
    涙がにじんできそうになる。

    ついにきた!「魔術列車」!!
    そっか〜、最初の高遠って
    こんな顔だったなぁ〜(笑)
    手際が良すぎて苦労がないと思われたが
    こういう切り口がありましたか。
    これはもう、考えたもん勝ちだ。
    面白かったです。

    あとは「魔神遺跡」と「首吊り学園」
    先日、古いビデオテープ断捨離してたら
    堂本版「首吊り学園」が入ってて
    懐かしかったですわ。
    そんなわけで私的にタイムリー。
    〝私の中のモラルが悲鳴をあげている〟
    確かにそうね。

    ワザとかどうか
    表紙のイラストも、だんだん最近の
    キラキラ金田一に寄せてきてないか?

  • やめろ金田一! みんなの前で俺のトリック暴かないでくれ…!! SNSで大反響! 金田一少年に謎を全て解かれた”犯人視点”スピンオフ!

  • 4巻にして“地獄の傀儡師”高遠が登場!今まで犯人の努力と苦労にスポットライトを当てていた作品の根底を覆す展開に!「ハイ 何食わぬ顔」とかサクサクこなしていったり、「これ…見てて面白いですか?」と聞いてくるのが逆に面白い。そんな彼も金田一の登場によってテンションが上がってきて、走り高跳びし始めていつものギャグペースに。沼からリスで助かろうとした金田一に真顔でツッコんでたのも好き。

    魔神遺跡殺人事件の犯人・弥生も面白かった。病で死にかけの一人二役おばさんの活躍っぷりが楽しい。とても死にかけとは思えない行動力!金田一を見て「堂本剛君に激似…!」からの流れも好き。
    「トリックがあれば…年の差なんてッ!」
    「知らなかった?犯人からは逃げられない…!」
    とかのパロディネタもしっかり決まってて面白い。ターゲットはこの年代だよね。

    首吊り学園殺人事件でも予備校講師という立場を生かしたネタを膨らませてるのがいいね。「トリックも…受験と一緒!」と決め顔で言ってくるポジティブさが楽しい。金田一を一度は思い通りの推理に導いたのはすごいよね。ラストのオチもよかった。

  • この巻に収録されてる事件、リス!?くらいしか記憶になかったから「何がどうなってるか…」って答え合わせができなくてミリキが半減しちゃったのか勿体無かったな。
    金田一本編もちゃんと履修しとかないとダメね。

    ところで急に人物の身体の書き方がヘロヘロになってるんだけど、大丈夫…?

  • もう、このクライシスコメディ、凄すぎないか
    そろそろ、アニメ化が決定しても驚かんな、一ファンとして
    既刊も相当な衝撃を、本家のファンにも、コメディ好きな漫画読みにも与えていたが、この(4)は群を抜いている、と断言しちゃっても構わんだろう、実際
    だって、一の永遠のライバルである、あの“地獄の傀儡師”こと高遠遙一に、早くも、光を当てちゃっているんですよ
    本来であれば、最終回に持ってくるべき存在でしょうに、高遠は
    高遠の信望者にブチ怒られず、グッドサインを出させる質に仕上げてる、船津先生
    高遠が醸す、悪のカリスマ性がイイ刺激にもなったんだろうが、やっぱり、追い詰められると、本物の漫画家は化けるようだ
    天才、そう評するしかない存在の高遠は、当然、これまで、一と対決し、追い込まれ、惨敗を喫してきた、一流にはなれなかった殺人者とは一線を画している
    聞きようによっちゃ、負け惜しみとも受け取れる発言も、高遠が口にすると、カッコ良さすら滲むんだから、パない
    そんな高遠が活躍(?)する、ファイル9「魔術列車殺人事件」を読んでいる時は、正直なとこ、同時収録になってしまった、ファイル10「魔神遺跡殺人事件」の“凶鳥の命”村西弥生と、ファイル11「首吊り学園殺人事件」の“地獄の子守唄”浅野遙子に対し、同情を覚えた
    けれど、彼女達は、確かに、高遠と比べたらアレだが、彼女達なりに頑張っていた
    頑張って、トリックを考え、実行し、芝居して、完全犯罪を成立させようとしていた
    一の所為で、目論見は残念ながら、ご破算となったが、彼女らの努力に胸を打たれた読み手もいるんじゃないだろうか
    努力じゃ、どうにもならない事は、確かに、この世にある
    けど、そんな事実を、努力しない言い訳に使ってはいけない
    突き抜けた努力は、もしかしたら、そんな事実を引っ繰り返せるかもしれないんだから
    この台詞を引用に選んだのは、一種の真理だな、と感じたので
    難事に挑む上で大切、と言うより、蔑ろにしちゃいけないのは、楽しむ事か
    「死なないのか・・・?殺しても・・・死なないのか?何なんだ、この男・・・はっきり言って、危険・・・!!この男を生かしておくのは・・・!!でも・・・でも・・・面白い!!」(by高遠遙一)

  • 高遠!
    今回も楽しかった

  • 「リスで…?」
    かなりハイレベルな読者並みのツッコミだ…

  • 高遠~~~!!!!!
    相変わらずおもしろい。懐かしくもある。金田一にトラウマ持ってる人ほどこれを読んだ方がいい。

  • 表紙絵だけで、リアルタイムで金田一少年単行本買ってた中学生時代のワクワク感を追体験できた

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著者プロフィール

1991年、『カーリ!』で第46回週刊少年マガジン新人漫画賞入選。1992年より週刊少年マガジンにて、『金田一少年の事件簿』を連載、大ヒットとなる。ミステリー漫画ブームを巻き起こした本作品は、第19回講談社漫画賞を受賞。その他の作品に『探偵学園Q』『金田一37歳の事件簿』などがある。

「2022年 『小説 金田一少年の事件簿 学園七不思議殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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