- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065139981
作品紹介・あらすじ
佐野洋子『100万回生きたねこ』への、13人の作家によるトリビュート短篇集
江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
岩瀬成子「竹」
くどうなおこ「インタビューあんたねこ」
井上荒野「ある古本屋の妻の話」
角田光代「おかあさんのところにやってきた猫」
町田康「百万円もらった男」
今江祥智「三月十三日の夜」
唯野未歩子「あにいもうと」
山田詠美「100万回殺したいハニー、スウィート ダーリン」
綿矢りさ「黒ねこ」
川上弘美「幕間」
広瀬弦「博士とねこ」
谷川俊太郎「虎白カップル論」
感想・レビュー・書評
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うーん。「100万回生きたねこ」も、掲載されている作家さんたちも好きなのですが‥私にはハマらなかったです。(カバー曲を聴いても、オリジナルの方がやっぱりいいなっと思うのと似てるかも?)
作家さんたちの作品が、同じ題材で1つの本にまとまっているので、それぞれの個性を感じられる点は良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
作家独自の100万回分の1回ということだろう。愛がある。
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ささくれさん
はじめまして。深夜に、失礼します。
素晴らしいレビューです。
いいね を、5個ほど 差し上げたい気持ちです。♥♥♥♥♥...ささくれさん
はじめまして。深夜に、失礼します。
素晴らしいレビューです。
いいね を、5個ほど 差し上げたい気持ちです。♥♥♥♥♥
迷っていましたが、この本、購入しようと思います!
ありがとうございます(⌒▽⌒)2022/09/19 -
りまのさん
こちらこそ、はじめまして。
個人的な備忘録に過ぎないつもりで始めた記録ですが、そんなにお褒めのお言葉を頂くとやはり嬉しいもの...りまのさん
こちらこそ、はじめまして。
個人的な備忘録に過ぎないつもりで始めた記録ですが、そんなにお褒めのお言葉を頂くとやはり嬉しいものですね。
ありがとうございます ^ ^
近所の書店で紙の本を買える幸せがなくならないように、ささやかながら、本を、買って、読んで、記録する、という小さな営みを続けていこうと思います。2022/09/19
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なんといっても6話目、「百万円もらった男」である。
私は声を大にして言いたい。
「猫関係なくなってるやん」と。 -
有名作者による13話の猫?愛?の話が次々に繰り広げられる。
いろいろな人がこの絵本を読んで自分なりの100万回生きた猫を書いていてとても面白い作品でした。
この人の作品を読んでみようかなぁと思えていい出会いになりました -
佐野洋子さんの「100万回生きたねこ」へのトリビュート短編集。
私はこの絵本を読んでいないので、もしかしたら絵本を読んだ後でこの短編集を読んだ方がいいのかな?とも思いましたが、絵本を読んでいなくても楽しめました。
個人的には、綿矢りささんの短編が一番好きでした。
まさかあんな展開になるとは思わなかったけど、冷静に飼い主を観察する猫の語り口が面白かったです。 -
ずっと読みたかった本。ようやく入手。
●江國香織「生きる気まんまんだった女の子の話」
……世界観がそのまんま。いいねえ。
生きる気まんまんだった女の子は、なんだかんだで幸せな人生を送ったのだろうな。
●岩瀬成子「竹」
……よく分からなかった。児童文学の作者なのに、やや難解。
●井上荒野「ある古本屋の妻の話」
……夫婦は仲良くありたいね。分かりやすく。誤解を招かずにすむくらいに。
●角田光代「おかあさんのところにやってきたねこ」
……いろいろ深読みしたくなってしまう短編。
飼い猫の幸せ?野生の幸せ?
親の子知らず、子の心親知らず。
人生の因果、幸福とは?
そして、元絵本でねこが、王様や船乗りやおばあちゃんや女の子を大きらいだった理由も。
………中略…………飽きたから?むつかしいハナシが多いから?………
●町田康「百万円もらった男」
……意味不明。「ねこ」はいずこ?
●綿矢りさ「黒猫」
……綿矢りさは「インストール」だけ読んだことアリ。なかなか面白い作品だったから機会が合えば他の作品を読んでみたいと思っていたので丁度良かった。
……今回の短編集では一番好きかも。綿矢りさ、よし、「蹴りたい背中」を読んでみよう。
それと、元ネタの「黒猫」も読んでみたいとも思った。
●川上弘美「幕間」
と
●広瀬弦「博士とねこ」
……それぞれ、「白いねこ」との出会いの直前をイメージして描いたのだろうと思われる。
……「博士と・・」が、原作の文体で書かれているのが心地よし♪
●谷川俊太郎「虎白カップル譚」
……こちらは逆に「その時」と「その後」か?
ラストを飾るのが谷川俊太郎さんだというのが、しみじみくる。原作のテーマにも通ずるような・・・。
★3つ、7ポイント。
2019.10.15.新。
※芥川賞だとか「●●賞」だとかの受賞者たちによるアンソロジー。
「直木賞」だとか「本屋大賞」だとかではなく・・・。
↓
読んでいていまいち熱くなれずにいたこと、「むつかしい…」「意味わからん…」「つまらん…」と思えてしまった作品が多かったのは、
エンタテイメントではなく“ブンガク”系の作家さんによる物語だったから?
・・・と考えたら、自分で自分が「ちょっと残念なやつ」に思えてしまった(苦笑)。 -
100万回の生の中にはこんなときもあったのかも。
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著名な作家によるトリビュート。やはり一流、表現の仕方や情景描写が素晴らしい。
個人的には角田光代が1番好きでした。
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長くかかってようやく読み終わった。絵本「百万回生きたねこ」をもとに書かれた短編集。
個人的に好きだったのは
江國香織、岩瀬成子、井上荒野、町田康の作品。江國香織はやっぱり私の好みドンピシャだ〜。
著者プロフィール
江國香織の作品






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