- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784065141311
作品紹介・あらすじ
大陸公路の強国「パルス」の若き王子・アルスラーン。永遠と思われた国の栄華が終わりを告げた時、すべての運命が変わる!! 荒川 弘×田中芳樹の最強タッグで描く、世界最高の歴史ファンタジー、最新作!
「アルスラーン戦記」2019年カレンダー付き特装版。美麗原画が、ポストカードサイズの月替わりカレンダーに! 裏面は、その月にちなんだ1コマ漫画12か月分を荒川先生が描き下ろし! ここでしか見られないアルスラーン達の(秘)イラストは必見!!
感想・レビュー・書評
-
盛り上がってきましたw
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
出陣前夜のアルスラーン陣営。新戦力の加入と、軍団再編成。古参・新参の軋轢がほころびを生みそうな中、ギーヴとイスファーンが一触即発といったところで、11巻へ。
ヒルメス陣営は、ザブール城攻略戦完了。
教義に命を捧げるルシタニア兵の狂気を見て、王統に殉じることと何が違うのか、と自問するサームの懊悩が哀しい。彼は死に場所を失ったんだよなぁ。おそらく、自分自身でも感じているだろうし。クバードに語りかけるのは、気ままにふるまえる彼への羨望と、王統に縛られてしまうカーラーンや自分への憐憫。
その風来坊クバードは、ダイラムでメルレインとイリーナ内親王と出会います。ヒルメスとイリーナ。ヒルメスとメルレイン。メルレインとイリーナ。ここの人間模様もまた複雑。
全てを知るわけでないけど、厄介ごとを察知してずらかるクバード流石です。
そうそう、特捜版の2019年ミニカレンダーは、体育祭のアンドラゴラス先生が好きです。 -
マルヤム王家の血を絶やしてはなりません……。
原作ではミリッツァ内親王殿下が
妹を助ける為に塔から身を投げたとしか描写がされず、
漫画版では女官の回想でその様子が描かれ、
その最期が補足されたので印象に残りました。
TVでは先に登場したイリ―ナ内親王殿下。
漫画版で漸く登場が叶いました。
慕い、一途に想い続けているヒルメスとの再会を
原作通りか少し補足されて描かれるのかが楽しみです。
そしてメルレインも初登場し、
あれだけ王侯貴族に嫌悪をしていたのに
イリ―ナにその想いを伝えた後は、
生まれつきの盲目と知った途端に一目惚れします。
原作では彼女に対してはあっさりした印象を持った様に
見受けられたのですが…。
原作では描かれなかった描写が漫画では描かれているので、
今後も展開が楽しみです。
著者プロフィール
荒川弘の作品





