スキップとローファー(1) (アフタヌーンKC)

著者 :
  • 講談社
4.44
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本棚登録 : 1880
感想 : 92
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784065142097

作品紹介・あらすじ

岩倉美津未、今日から東京の高校生! 入学を機に地方から上京した彼女は、勉強こそできるものの、過疎地育ちゆえに同世代コミュ経験がとぼしい。そのうえちょっと天然で、慣れない都会の高校はなかなかムズカシイ! だけど、そんな「みつみちゃん」のまっすぐでまっしろな存在感が、本人も気づかないうちにクラスメイトたちをハッピーにしていくのです!

感想・レビュー・書評

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  • 今期のアニメ、ダントツ一位の原作漫画。
    田舎から出てきた世間知らずだけど真っ直ぐでめげない主人公みつみ。最高のヒロインで顔が綻んでしまう。
    幸せなアニメ・マンガをありがとう。

  • 『アフタヌーン』編集部、石川県に1000万円寄付 『スキップとローファー』作者と協議 - KAI-YOU.net(2024.02.08)
    https://kai-you.net/article/88853

    スキップとローファー|アフタヌーン公式サイト - 講談社の青年漫画誌
    https://afternoon.kodansha.co.jp/c/skiptoloafer.html

    『スキップとローファー(1)』(高松 美咲)|講談社コミックプラス
    https://kc.kodansha.co.jp/product?item=0000318780

  • いつからか人と仲良くなる事を恐れる様になってしまった私だが、なんだか初々しいあの頃に戻れそうな気がする。

    そんな漫画です。

  • きっとここに出てくる人達の誰かに自分を見つける気がします。どのキャラもみんな素敵で愛おしくなる。こんな高校生活送りたかった〜!と思うし、大人になった今でも気付かされたり心動かされるものがあります。
    主人公みつみの高校生活の日常を中心に描きながら、その中でたくさんの心が動いているのを感じられる作品です。みんな色々な気持ちを持ちながら、一生懸命に生きている。この作品に出会えて本当に良かったと思いますし、ぜひ沢山の人に読んでもらいたい〜!おすすめです!

  • なんでだろ?普通の学校生活のお話なのに引き込まれる。主人公も田舎っぺの平凡な女の子なのに続きを読みたくなる。不思議なマンガ。

  • 高1の春、石川県から上京して進学校へ入った岩倉美津未。成績優秀、生涯設計は完璧!でもどこか天然な美津未は、初日から戸惑いの嵐に!そんな中でも素朴でまっすぐな美津未は周りを巻き込んで明るくほぐしていく──。

    天然なのにしっかり者(自称)な美津未が可愛い!読んでるこっちまでほっこりしてくる!裸足で駆け出すような全力さが好き!笑いと幸せの期待値の上をいく女!聡介との相性もピッタリという感じでいいよね。彼の抱えている何かも美津未が癒してくれるのかな?楽しい学生生活になったらいいなと願ってしまう。

    クラスの雰囲気とか人間関係の距離感が、やわらかくも芯のある描写なのもすごい。美人でクールな結月の意外な可愛さ!真面目な久留米が心開いてくシーン。人の心はわからない。だからこそまっすぐに気持ちを話して近づいていくことが大切なんだなと。1巻だと自撮りからのクマが一番笑ったシーン。

    「迷うようなことは 結局大したことじゃなかったんだって思うようにしてるよ 譲れないほど大事なものってそんなにたくさんないでしょ」

    聡介の言葉が胸に波紋を残す。ぼくは「迷うことはどちらの選択肢にも魅力があるということ。どちらを選んでも納得も後悔もするから直感で選んでいい。勇気が必要なだけならやった方がいい」と思ってる。でも、聡介の言葉も余計なものを削ぎ落とすような美しさを感じて好き。ただ、その中に込められた「何かを迷って何かを捨てたであろう経験」がどことなく儚さを訴えかけてきて、この後のドラマが気になる。

  • 人間関係の些細な気まずさや優しさ
    人と人との「わからなさ」。

    さりげない感情や瞬間をさりげなく描いてて
    心の機微というものをこうも繊細に表現できるのがすごい。

    カースト上位系女子、内気ネガティブ女子、クール美人女子。
    クラス内にいたら親しい友達同士にはならなそうなこの3人のカテゴリーの壁が
    田舎者ズレてる系主人公みつみの嫌味のない鈍感さと純朴さによって浄化されて
    こんなふうに心を開いて仲良くなる過程が
    読んでて心地よくて爽やかな気持ちになる。

    特にカースト上位系女子の江頭さんが、最初意地悪で嫌な奴だと思っていたのに
    すごく共感して、憎めない素敵キャラになってしまった。むしろこの子が主人公なんじゃないだろうか、と思うくらい。

    みつみちゃんもすごくすき。友達になりたい。
    あと男女から好かれる志摩くんのイケメンさ。
    多くを語らないミステリアスさ。どことない不安定さ。ちらつく過去の影。適度に置く人との距離。誰も傷つけないやさしさ。すきです。

    みつみちゃんと志摩くんの、恋愛までいかないこの不器用で絶妙な距離をずっと見ていたい。

  • アニメも良いし漫画も最高!
    久しぶりに大人買いした作品。
    キラキラ、ワクワク、フワフワ、チクチク、青春てこんな感じだったよねぇと思い出す。
    女友達みんな良い子ばかり。

  • 半年くらいずっと読みたかったやつ!やっと読んだ!
    全然違うタイプの人と関わっていくこととか賑やかな都会の街とか、苦手かもと思ってたものもなんとなく敬遠してたものもこんな風に少しずつ知って、少しずつ好きなものが増えていったらいいな
    土地の記憶は人の記憶、これまでに行った土地のことを思い出すとそうだなって思う
    メロウ大好きだからアニメもみよ〜〜

  • ハチクロと比較して雑に語る自称書評家なる人物がいて局地的に物議を醸してたから読んでみた。展開がゆっくりで3話まであまり面白くないが、キャラが揃っていく4話あたりから面白くなる。
    しかし、なんでこれが漫画賞獲ったり評価されたり人気がある(?)のか今のところさっぱりわかりません。誰かおしえてほしい。

    ・田舎者のちょっと違う高校デビューの話。
    ・高校入学当時の私もそうだったけど、つまりは自意識の話。だから2020年代の時代性があるかというと別に…逆に、そうでないからこそ普遍性はあると思う。
    ・主人公が凡人で成長するパターンや、主人公が天才パターンなど色々ありますが、この作品は「主人公が周囲から見たら変人・異物で、周囲に影響を与えて周囲が変わっていくパターン」か?
    ・その異物である主人公が、スクールカースト(的なもの)を破壊していく。
    ・ルックスがちびまる子ちゃんぽいよ。主人公まる子、メガネがたまちゃん、イケメン花輪くん。
    ・人の心の機微はリアルっぽいが、漫画なので個性的な人が集まってくる。そこはファンタジー。
    ・「優しい話」と言われてるようですが、そうかなあ?私にはわからん。ただ、日常系の延長線上にはあると思う。
    ・日常系もゼロ年代に急に出てきたわけではない。ルーツを辿ればセーラームーンでありエスパー魔美であり小津安二郎である。昔からある。
    ・なんと言っても『反町くんには彼女がいない』を掲載していたアフタヌーンである。

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著者プロフィール

アフタヌーン四季賞2012年秋のコンテスト『箱庭のこども』佳作入賞を経て、集中連載『カナリアたちの舟』(全1巻)にてデビュー。
「アフタヌーン」2018年10月号より『スキップとローファー』連載開始。


「2023年 『スキップとローファー(8)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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